今回の謝罪会見では、山口達也さんはアルコール依存症ではないと否定していますが、肝臓悪くして1月入院し、
退院後その日に焼酎を1本飲んで事件を起こした経過を見ると、アルコール依存が強く疑われます。いつからと考えられるのでしょうか?
山口達也のアルコール依存症はいつから?
これまで起こったいくつかの関連する事例を挙げてみます(Wikipedia参照)。
これまでの経緯
2008年3月 結婚
2008年5月 長男誕生
2010年9月 次男誕生
2011年8月 免許の期限切れが発覚し、道路交通法違反(無免許運転)に問われる。
2016年 「女性自身」が「アルコール依存症の治療で有名な」病院に通っていると報道
2016年7月4日 眼帯すがた。自転車で転んだとの説明。
2016年8月 離婚会見(3年前から離婚問題は続いていた)
2016年10月ごろ(1年半前) (肝臓の数値が悪く?)病院に通院し始める。
病院は3年前から続いていた離婚問題などで、心身ともに少し弱ってしまったので、その治療のために通っているとのことですので、
2013年ごろ妻との間がうまくゆかず、酒に逃避したことが発端となり、依存症に傾いていった可能性があります
(当然妻のケアは受けられないでしょうから、真摯に酒を節制するように忠告するひとはいなかったのではと推測されます)。
2016年の自転車で転んで、俳優の命の顔を傷つけた事故やアルコール関係の病院に通っているとのうわさなども考慮しますと、
離婚問題で、心身ともに弱った2016年にアルコールへ依存し始めたのではと推測されます。
今回のように、酒でトラブルを起こす日本の芸能人が多いように思えます。一例をあげると以下となります。
・SMAPの草なぎ剛 深夜、酒を飲み公園で全裸に。公然わいせつの容疑
・歌舞伎俳優の中村獅童 飲酒運転で捕まってしまった
・俳優の布施博 劇団の飲み会で劇団員に怪我させ、賠償。
では、日本人は、そもそも酒に弱く、不祥事を起こしやすいのでしょうか?
従来から、欧米人に比べて、日本人は酒に弱いと言われます。
その原因は、酒のエチルアルコールを分解する2種の酵素の種類で、説明されるようです
(Wikipedia、イービーエス株式会社HP,、遺伝子報参照)。
つまり、飲んだ酒(エチルアルコール)をどのような速度で分解するかです。
エチルアルコールを分解して、体外に放出するのは以下の2種の代謝酵素が関与しています。
ADH1B(アルコール脱水素酵素):エタノールをアセトアルデヒドに分解する酵素
ALDH2(アセトアルデヒド脱水素酵素):アセトアルデヒドを、酢酸に分解する酵素
アルコール脱水素酵素ADH1Bに低活性と高活性、アセトアルデヒド脱水素酵素ALDH2に活性、低活性、不活性のタイプが存在し、
酒に強い弱いはこれらの組み合わせで5つのタイプA~Eに分類されます(カッコ内%は日本人の割合)。
飲酒に関する人のタイプ
A: 《アルコール依存症になりやすいタイプ》アルコールからアルデヒドへの分解が遅く、アルデヒドから酢酸への分解は速い。
アルコールが体に長くとどまるため、酔いやすく、お酒好きになりやすい。
B: 《お酒に強いタイプ》アルコールからアルデヒド、アルデヒドから酢酸への全ての分解が速いタイプ。
C: 《お酒に強いと勘違いしやすいタイプ》アルコールからアルデヒド、アルデヒドから酢酸への全ての分解が遅いタイプ。
アルコールが体に長くとどまるため、酔いやすく、お酒好きになりやすい。しかし適量を越えるとすぐに不快な症状が起こり、また二日酔いになりやすい。
D: 《顔がすぐに赤くなるタイプ》アルコールからアルデヒドへの分解は速く、アルデヒドから酢酸への分解は遅い。
少量の飲酒でアルデヒドがすぐに産生され、また長くとどまるため、顔が赤くなったり、吐き気などの不快な症状が起きやすい。また二日酔いにもなりやすい。
E: 《下戸》アルデヒドが分解出来ないため、ごく少量のアルコールで顔面真っ赤に。眠気、吐き気など不快な症状が起きやすい。
これが人種によって大きく違うようです。
飲酒についての人種間の差
モンゴロイドに属する日本人はもともと持っているアルコール代謝酵素の種類で、白人/黒人に比べると、酒に弱いということになります。
欧米人は、ほとんどが酒に強いB型で、アルコール 分解遺伝子の低活性型と組み合わせたとしても、
数%の人がA型となり、まるっきり弱い人はいないということです。
次にこの問題へのネットの反応を見てみましょう。
山口達也へのネットの反応
山口達也、おそらくはアルコール依存症で入院して、退院した日にスリップ(再飲酒)して問題を起こしたようだな。しっかりアルコール依存症の治療を受けて欲しい。そして、元気になって社会復帰して欲しい。ボクらがみたいのはアルコール依存症も治療で克服できることを示してくれるアイドルだから。
— 内科部長(節操のない) (@naikabucho) 2018年4月26日
山口達也の記者会見。誰の立場に立って見たらいいのか分からない。
アルコール依存症の自覚や診断はないようだが、病気のグレーゾーンが見え隠れしている。
精神疾患の病名がつく前、つまり治療を始める前に、人生を壊してしまうようなエピソードが起こる怖さを感じる。— from.310 (@from_310) 2018年4月26日
マライアキャリーが双極性障害を受け容れるのに17年かかったように、精神疾患の診断や指摘を受けても、すぐに治療に向き合えない。世間にある差別意識が自分の中にもあるから、まずは否認する。
山口達也のアルコール依存症も受容できていたら、治療を始められていたのではないか?— from.310 (@from_310) 2018年4月26日
山口達也アルコール転落人生
・酒癖悪い、女癖悪いと評判
・眼帯をするほどの怪我
・離婚
・アルコール依存症の治療通院
・スリップ
・JK強制わいせつ書類送検
・出演番組中止
・職を失う
(´-д-`)
典型的すぎるな…。
入院しないと。
その先の未来はない。#アルコール依存症 #アル中— バード風見(断酒してます) (@sanman_life) 2018年4月26日
山口達也メンバーの会見で分かったこと。完全なアルコール依存症です。
酒で肝臓悪くして入院→退院後その日に焼酎を1本飲む。退院=全快ってことではないし、肝臓も元気ってわけじゃない。日常生活では大丈夫っていうだけの回復しかしていないわけ。
だから、退院後即アルコールはダメだよ— uni (@uni56985800) 2018年4月26日
ちゃんと確認してないけど、山口達也さんはアルコールの問題で1ヶ月入院し、退院した日に飲酒して事件起こしたってホントですか?だとしたら、立派なアルコール依存症じゃないですか。アルコール教育してくれる病院に3ヶ月は入院して、そのあとは断酒会かAAに通ってほしい。仕事は2年は無理です。
— 香山リカ (@rkayama) 2018年4月26日
*規約に準じて掲載しております。もし掲載不可でしたらすみやかに削除しますのでお問い合わせください。
ほとんどのひとはアルコール依存症が原因だ。しっかり治してとの励ましの声もあります。
まとめ
山口達也さんについては、まず自分の心身の状態を正確につかんで、それに向き合うのが先決だと思えます。
もちろん仲間などの力も借りて、環境を整える必要もあります。
我々も、酒好きならば、日本人は本来酒に弱いということを頭におく必要があります。
自分のタイプがどれかを知るのは、5000円ほどの簡単な検査で分かるようですので、
酒の上での失敗で痛い目にあっている人は一度受けて自分の型を知っておくのが得策と思います。
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