社会現象を巻き起こした「積木くずし」の作者・穂積隆信さんが19日、胆のうがんで亡くなりました。
1人娘の元タレント由香里さんをモデルとした同作がなぜあれほど話題となったのか、当記事では彼女の病気と壮絶ドラマのレビューをまとめています。
積木くずしの穂積由香里の病気とは?
積木くずしのモデルとして描かれた1人娘の元タレント穂積由香里さんは長い間病気と闘っていたようです。
いったいどんな病気だったのでしょうか?
由香里さんは元々病弱で、腎臓が弱かったそうです。
20代で本格的に腎臓を患い、十数年の闘病生活を送ります。
2000年には腎不全で入院したそうです。
その年の秋に実の母親である美千子さんから生体腎移植を受けています。
そして2003年8月18日、父・隆信さんと同居するマンションの自室で亡くなっているところを発見されました。
死因は多臓器不全だったそうです。
子どもの頃は病気がきっかけでいじめにもあっていたという由香里さん。
あまりにも悲しい一生を送った方ですね…。
当時なぜあれほど話題になった?
積木くずしは穂積隆信さんが1人娘由香里さんの非行と葛藤を描いた手記ですが、書籍化に留まらずドラマ、映画化もされ社会現象にまでなりました。
たしかにそういった芸能人の壮絶ドラマは話題になるとは思いますが、いったいなぜ当時あれほど話題になったのでしょう?
理由としてはいろいろなことが言われていますが、やはり当時馴染みの名脇役だった穂積隆信さんの娘が覚せい剤などの非行をしていたことなどが赤裸々に語られていたというのが一番の理由なのではないでしょうか?
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また、当時不良ブームもあって、校内暴力が問題化していた時でもありました。
そんな時にタイムリーな内容のドラマで、かつアイドル的人気を誇っていた高部知子さんが出演していたというのも話題となった要因の1つと言えるでしょう。
また、複数出された続編の最終作「積木くずし 最終章」では、由香里さんの本当の父親が隆信さんではないという衝撃的な事実も明かされています。
そうした衝撃的な告白の数々が当時多くの人々の関心を引いたのでしょう。
積木くずしのレビューまとめ
出典:https://goo.gl/hFFCo5、https://goo.gl/HKnFbG
積木くずしの読者レビューをまとめてみました。批判的な発言もそれなりにありますね。
本が出たことで、本人たちの人生が狂うという指摘…。出版時にはこれほど社会現象になるなんて思ってなかったでしょね。
まとめ
積木くずしの穂積由香里さんの病気や壮絶ドラマのレビューをまとめてみました。
子どもの頃から腎臓を患っていたという由香里さん、彼女の人生を描いた積木くずしは社会現象にもなりましたが、由香里さんは病気で亡くなり、父・隆信さんも娘を本の題材としてしまったことが彼女を追い込んでしまったのではないかと責任を感じながら先日他界されました。
なんとも悲しい結末ではありますが、天国では親子仲良く再会できるようお二人のご冥福をお祈りします。
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