2019年フィギュア世界ジュニア選手権でトルソワ選手が2連覇を達成しました。
トルソワ選手は今年の6月に15歳になります。
来シーズンはシニアデビューが予想され、紀平梨花選手の強敵になるだろうと噂されています。
今回はトルソワ選手と紀平選手の過去の成績を比較し、来シーズンの展開予想をしていきます。
トルソワ選手と紀平選手のジュニア大会の記録を比較!
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— 日刊スポーツ (@nikkansports) 2019年3月9日
トルソワ選手と紀平選手のジュニア国際大会の記録を比べてみましょう。
紀平選手はJGP初出場の年は1つの大会で優勝しましたが、JGPファイナルでは4位で表彰台を逃しています。
トルソワ選手はJGP初出場の2017-2018年に2つの大会で優勝し、JGPファイナルでも見事優勝しました。
この年のJGPには紀平選手も出場していましたが、またもや4位で表彰台を逃しています。
トルソワ選手は2018-2019シーズンでもJGPの2つの大会で優勝しましたが、JGPファイナルでは同じくロシア代表のコストルナヤ選手に及ばず2位でした。
トルソワ選手より1足先に紀平選手はシニアデビューをし、シニアのGPシリーズに初出場初優勝、更にGPファイナルでも初出場初優勝を飾りました。
トルソワ選手と紀平選手は年齢が2つしか違いませんので、既にジュニア時代に同じ大会に出場していたのです。
ジュニアの成績ではトルソワ選手に軍配が上がっています。
トルソワ選手と紀平選手の技術面の比較!来シーズンはどうなる?
トルソワ選手は女子で初めて4回転ルッツと4回転トウループを決めています。
そして4回転サルコウも跳ぶことができ、女子初1つのプログラムで2つの4回転ジャンプを決めています。
トルソワ選手は今後到来するかもしれない、女子4回転時代の先駆者といっていいでしょう。
しかしトルソワ選手は実はトリプルアクセルを成功させておりません。
対して紀平選手は史上7人目のトリプルアクセル成功者で、なんとトリプルアクセル-トリプルトウループのコンビネーションジャンプも成功させています。
そして浅田真央選手が成し遂げられなかった、1プログラムで全6種のトリプルジャンプを成功させています。
現段階では4回転ならトルソワ選手、3回転なら紀平選手です。
来シーズンはトルソワ選手のシニアデビューが予想されます。
シニアではSPでも4回転ジャンプを跳ぶことが出来ます。
今シーズンの勢いのままトルソワ選手がシニアに上がれば、無双状態です。
紀平選手は2022年のオリンピックに向けて4回転の練習も取り入れており、練習では4回転トウループと4回転サルコウを成功させています。
2019-2020シーズンはいよいよシニアの大会でも4回転ジャンプを目にする機会が増えるかもしれませんね。
ネットの反応
出典:Yahoo!ニュース(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190310-03100032-nksports-spo)
まとめ
トルソワ選手はシニアデビューすれば、間違いなく紀平選手の強敵となります。
そしてトルソワ選手だけでなく、ロシアではシェルバコワ選手、コストルナヤ選手と同世代のジュニア選手が切磋琢磨しています。
紀平選手の世界女王の座は益々危うくなってくるかもしれません。
来シーズンは紀平選手の更なる躍進を期待しましょう。
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