最大のスポーツの祭典オリンピック!
世界のビッグイベントということもあって、東京オリンピック2020への成功にはまだまだ問題が山積しているようですね。
開催が近づくにつれて話題となっているのが、東京オリンピック2020開催中にホテルの予約をとることは可能なのか?
という問題。
東京オリンピック2020の期間中に東京のホテルの予約事情はどうなってしまうのかという予想と、気になる「民泊」について調べてみました。
東京オリンピック2020の開催期間中のホテル予約は大丈夫?
宮下公園が東京オリンピックに向けリニューアル、商業施設&ホテルも誕生 – https://t.co/4kTQn0XxL8 pic.twitter.com/7EQNLu4clE
— Fashion Press (@fashionpressnet) 2019年5月30日
最近テレビでも日本を訪れる外国人にインタビューをする番組などが多く、外国人観光客が増えてきているのだなぁと
いう印象はヒシヒシと感じますが、数にするとなんと、現在までで2011年度の4倍ほどに増えているのだそう。
その数が2018年度には3000万人を越え、東京オリンピック2020が開催される頃には4000万人を目指すというのだから
すごい数字ですね。
さらにオリンピック開催期間中に、そのうちの4分の1にもあたる1000万人が東京近郊を訪れるだろうと
予測がたてられているのには驚きです。
訪日外国人が増えるのはありがたいことですが、それが現実だとすると欠かせない課題になるのがやはり
「ホテルの予約問題」。
ただ東京オリンピック2020開催地の東京も、もちろん混乱を想定していろいろな対策を考えているのです!
そのホテル予約問題のさまざまな策たちがこちらです。
・すでに話題にもなっている民泊制度
観光客がホテルや旅館などではない個人の家もしくは空き部屋に宿泊できるというもの。
2018年6月に施行されていて、すでに実際に利用している外国人旅行客もいるようです。
・船舶の一時的な宿泊施設利用
宿泊提供できる場所を地上だけではなく海にまで拡大する計画です。
クルーズ船などを利用することで豪華客船をうたった高単価の旅行プランなども提供できる斬新なアイディアですね。
・ホテルの建設のラッシュ
足りないのであれば増やさねばということで、オリンピック会場近郊のホテルの数を急ピッチで増やしています。
外国人観光客の旅行目的の変化などもあり、現在はシティホテルやビジネスホテルなどの簡易施設の建設が増加中とのこと。
ストレートに宿泊施設問題に直結しているホテルの新規建設ですが、こちらは予測として約5000室の増加が見込まれているのだそう。
世界中の人たちが心おきなくオリンピック選手を応援できるように、準備は着々とすすめられているのですね!
そして気になる宿泊施設の予約開始時期ですが、通常期間中は12か月ほど前から予約を受け付けている施設が多いのですが、
やはりイレギュラー対応が予測されるオリンピック時期の予約は、ほとんどの施設が予約開始時期やその詳細についてはまだ未定ということでした。
民泊と民宿の違いとは?
最近よく耳にする民泊ですが、実際に自分が利用するとなるとわからないことだらけですよね。
民泊とは文字通り一般の民家の家に泊まることをいいますが、民宿との違いが若干あいまいな気も。
まず民宿とは宿泊用に施設が整えられた部屋に、民宿側の提示した金額を支払って泊まる施設のことです。
継続して有償で宿を提供しているため、自治体に届け出を提出しかなりハードルもコストも高い「旅館業法」の許可受ける必要があります。
たいして民泊は、その旅館業法の規制の対象にはならないのです。
理由は、提供される宿泊場所は、有償での宿泊事業を継続して行っていないとみなされるからです。
考え方としてはたまたま友達を自分の家に泊めて、その時に宿泊料としてお金をもらってしまっても
自治体に許可をもらっていないけど大丈夫といった感じです。
ただ有料で宿泊させることを目的として寝具や部屋を常備していた場合は、継続的に営業している民宿とみなされて
旅館業の経営としての規制を受けます。
なんとも判断が難しそうですね…
実際に無届のまま有料で外国人旅行客に宿泊先を提供し、後にトラブルに発展することが多かったことから
オリンピックまでにはもっときちんと決めましょうということで、2018年に「民泊新法」が定められました!
そこで定義される民泊とは、先ほども説明をした旅館業法の対象外の宿泊施設のことで
旅館業法で定められている宿泊施設は「ホテルまたは旅館」ですが、民泊の宿泊建物は「住宅」になっているのが
わかりやすい主な違いです。
そして一番の大きな違いが、年間の営業日数の上限があるということです。
民泊は年間180日を超えた営業は出来ないので、継続してそれ以上の有償での提供は行ってはいけないというところの規定ができたのですね。
民泊登録の届け出先は都道府県によって違うそうで、東京都ではすべての区ごとにわかれています。
民泊を使用する際には、正規登録をされた「住宅宿泊事業の標識」の確認をして、トラブルを未然に防ぎたいですね!
東京オリンピック開幕式まであと418日と7時間 https://t.co/a8RsNpq0pI
— 東京オリンピック2020カウントダウン (@tokyo2020count) 2019年6月2日
ネットの声まとめ
出典:twitter
まとめ
いよいよ来年にせまった東京オリンピック2020。
外国人観光客にとっては、オリンピック施設だけではなく利用する宿泊施設も満足度に大きく関係しますよね。
この機会に日本の良さを知ってもらって、オリンピック後もたくさん日本を訪れてほしいですね~!
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