テニスの全米オープンで大坂なおみ選手が悲願の初優勝を手にしました!
しかし、その試合の中でセリーナがコーチングを受けていたと指摘されていましたが、そもそもコーチングとは何なのでしょうか?
過去の事例などを踏まえてお話していきます。
テニスのコーチングとはどんなルール?
https://twitter.com/livedoornews/status/1038556690218594305
テニス女子の全米オープンの決勝、女王セリーナが試合中にコーチングを受けていたとしてペナルティを受けていました。
コーチングとは、選手が指導者からアドバイスを貰うことで、グランドスラムの試合中にすることはコーチング違反として厳しく処罰されます。(大会によって規定が違い時代によっても変化はしますが、少なくともGSは禁止)
基本的なルールとして、選手が一度コートに立ってしまうと試合が終わるまでは指導者と会話をしてはいけません。
決勝のセリーナは、体を絞り切れていない印象でプレーにもいつものような迫力が見られませんでした。
それも影響しているのか、コーチング違反に加えて暴言を吐くなど散々な様子でした。
試合後は審判に加えて、大坂なおみにもブーイングが浴びせられるなど、世紀の瞬間に泥を塗った格好となりました。
コーチングの過去事例
コーチングとは何なのか、について簡単に紹介したところで過去の事例も見ていきたいと思います。
2007年テニス女子ウィンブルドン準々決勝の、スベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)vsガルビネ・ムグルッサ(スペイン)の試合でコーチング疑惑が起こった。
この時は審判が見落としていたのか、単純に勘違いなのか分からないが話題になったのは確かです。
コーチング違反の疑惑をかけられているムグルッサは、他の試合でもコーチングを指摘され、その時は審判によって注意され処罰された。
出典:https://goo.gl/YTkRLj
コーチングは常習的にされているのか?
コーチングとは四大大会以外では禁止されていないことがあるので、いつもの癖で選手と指導者が会話してしまうのかもしれません。
だが、四大大会は選手にとって命を懸けた戦いの場所であり、コーチングにおいては細心の注意がされていると思います。
その上で考えると、今回のセリーナは終始不利な状況に立たされており、コーチが意図的にコーチングをしたと考えられます。
しかもセリーナの指導者は、決勝でのコーチングを認め、「多くの指導者がコーチングを行なっている」と暴露しました。
彼の発言と過去の事例を見ても、コーチングは常習的に行われてきたと考えられます。
また、セリーナの名誉のためにも言っておきますが(正直審判に文句言っている時は、レストランで見たクレーマーのおばちゃんそっくりに見えましたが…)、セリーナが求めたわけではないのは確かでしょう。つまりセリーナの意図的な違反の可能性は小さく、コーチの責任の方が大きいように思えます。あくまで私見ですが。
また、他の試合の過去事例として異国の言葉で「頑張れ!行け!」と応援していたコーチに、コーチングの警告が与えられた事例もあることは断っておきます。つまり審判の勘違いも今までにはあったのです。
今回のは正直微妙なところではありました。ただ審判に悪意がないのは明らかで、セリーナが過剰に反応したのは否めません。
コーチングに対するネットの反応
出典:twitter
まとめ
大坂なおみ選手が1番尊敬して、1番戦いたかったセリーナが目の前で違反を犯しているのを見て、彼女はきっと複雑な気持ちだったと思います。
もしもう一度対戦することがあれば、今度こそ違反とか関係なしに、正々堂々戦ってほしいです!
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