貴乃花親方が9月25日に報道機関に向けて退職届を出した旨を伝えました。
退職は一人の問題ではなく、部屋に所属する力士、世話人、床山など全員の所属部屋の変更も併せてのことなので
簡単な判断ではありません。
いったいなぜ、そこまでの決断をしたのでしょうか?何か裏事情があるのではないか?とネットでもいろいろと理由が言われています。
今わかりうる情報とネットの反応をまとめてみました。
貴乃花親方はなぜ退職届を?
若貴フィーバーは、相撲界の盛り上がりのピークと言ってもいいのではないでしょうか?
千代の富士の引退、武蔵丸、曙とともに相撲協会が最も盛り上がった時代と言えるでしょう。
そこから時代は変わり、貴乃花親方となり弟子を育て立場が変わりました。
今年の弟子への傷害事件が、今回の退職の節目と言われています。
一番の問題とされている点は、相撲協会幹部に報告する前に、貴乃花親方が警察に届けを出したことです。
これについては賛否両論分かれるところで、相撲協会に報告すればもみ消されたかもしれないから貴乃花親方は警察に先に出したとか
順序が理事として相応しくないと批判されたり
その後報道が複雑化し、結局貴乃花親方の立場が悪くなって収拾していったように思えます。(実際は収拾していないが)
貴乃花親方が退職届を出すまで(近隣の流れ)
1,貴ノ岩への暴行事件発覚からの真相究明を求めるも相撲協会と対立
2,貴乃花部屋の貴公俊が暴行事件を起こし、降格。
3,相撲協会「どっかの一門に入ってやり直して、もしくは厳罰ね」
4,各一門「えっ?入れないけど???」
これを受けての退職届— カブキマスク(2割引) (@kabuki_mask) September 25, 2018
とにかく今回部屋を廃してまで退職したことの理由、狙い、裏事情についていろいろ言われていますので
どれが真実か分からない、とした上で、今あがっている説をシェアしていきます。
説1、相撲協会の「締め出し」に新団体設立で対抗するため
これはJ-CASTが報じているが、実は以前からささやかれていた噂で
貴乃花親方は協会の改革を継続的に叫んできた。
廃業という道を選んだ貴乃花親方は、間違いなく新しい相撲団体を立ち上げると
記者歴が長い藤谷英志氏が予言していたと記載がある。
貴乃花親方は、相撲協会の組織内にいる限りはこの業界は変わらないと確信し
新しい相撲団体を立ち上げることで、八百長なしの「ガチンコ」の純粋な相撲が出来るものを
作ろうとしているのはあり得ないことではない。
まだ46歳と若いので、それくらいの意欲があっても不思議ではありません。
説2、必然の流れであり、協会幹部の筋書き通り
退職は7月の理事会時点で必然の流れだったようだ。
事件の責任などの問題で、6月に貴乃花一門は消滅していて、貴乃花を含む同一門の8人の親方衆は、
現在ある5つのいずれかの一門に「転籍」する必要性に迫られ、すでに貴乃花以外は決まっていた。
9月27日の理事会までに所属先が決まらない場合は
協会員の資格を満たさないため、部屋が取り潰されることになっていたので
必然の流れともいえます。
プライドの高い、貴乃花親方がことなかれ主義に徹してどこかに移転して
静かにしている、という選択肢は考えられない。
なので、新団体を推し進めるかが決まっていようが決まっていまいが
もう退職するしか選択肢がなかったともいえる。
ある意味、相撲協会黒幕が考えた筋道通りの流れなのかもしれない。
貴乃花親方退職にネットの反応は?
出典:twitter
まとめ
17時から記者会見が行われます。
寡黙なので余計なことをしゃべらないと思います。
何を考えているかわからない、というのがいい方にも悪い方にも転ぶことがある貴乃花親方。
私もファンではありますが、なかなか報われない今に心痛めています。
今後本当に新団体立ち上げといった話はあって、また、それは可能なのでしょうか?
確かにこのまま表舞台から消えていくとは考えにくいです。
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