今年の夏は、体温越えの気温が非常に多く、外に出るのも億劫になっちゃいますね。
しかも、過去1番と言われるほどの暑さが日本列島を襲っているようです。
そもそも、体温越えの気温は人体に悪い影響は与えないのでしょうか?
そのあたりについて専門家の意見を調べてみました。
体温越えの気温が続く
【岐阜で38.8℃、今年の国内最高気温を更新】岐阜県・揖斐川(いびかわ)では今年の最高気温を更新、38.8℃に達しました。全国のアメダス地点のうち真夏日が前日よりも662ヶ所、猛暑日が176ヶ所とすでに昨日の猛暑日地点数を上回っています。(14時時点)https://t.co/79Gq6TXdNa pic.twitter.com/HjWfZZIB8u
— ウェザーニュース (@wni_jp) July 15, 2018
日本列島の最近の平均気温は、場所によっては40℃近いところもあります。実際に7/18に岐阜でとうとう40度越えの報道がされてしまいました…。
そしてとうとう7/23には東京青梅、名古屋、埼玉熊谷で40度超えです。
日本の夏は毎年異常なほど暑いですが、今年は地球温暖化の影響をもろに受けている印象があります。(気象庁の説明としては地球温暖化での説明というよりは高気圧の配置やヒートアイランド現象・フェーン現象の説明ですが)
今現在でどれほどの気温を観測しているのか、場所別で紹介していきます!
岐阜県
7/16 39.1℃(全国最高気温記録)
7/17 38℃(予想気温)
7/18 39℃(予想気温)→実際40.4度が記録されました
大阪府
7/16 36.9℃
7/17 37℃(予想気温)
7/18 36℃(予想気温)
京都府
7/16 38.5℃
7/17 38℃(予想気温)
7/18 38℃(予想気温)
こうやって見ると、今年は体温越えが当たり前の日々が続きそうです。
出かける場合は、熱中症に気をつけて水分を持ち歩くことをお勧めします。
体温越えの人体への影響は?
さて、本題の体温越えの気温による人体への影響についてお話します!
体温越えによる人体への影響
•汗をかいても体温が下がりにくくなり、体の臓器は血流量を下げることで体温を下げようとする。
➡︎それぞれの臓器の働きが低下する。
•40℃を超えると汗がほとんど出なくなる
➡︎脳に重度のダメージが与えられる。
多くの人は、気温は高くなればなるほど、汗が多く出て熱中症の危険性が増すと思っていたでしょう。
しかし、体温越えの気温になってくると汗は出にくく、熱中症よりも体の内部にダメージを受けるそうです。
特に、今年のような体温越えの気温になるケースだと、より大きな人体へのダメージに注意しなければなりません。
過去には、熱中症だと診断されていたが、実は脳梗塞だったという事実例があるほどです!
この季節の脳梗塞は、熱中症と間違われやすく非常に見つけるのが困難だと言われています!
熱中症だと思い、体を休めて少しマシになってきたから大丈夫!と安心するのは危険です!
少しでも不安な点や気になる箇所がある場合は、すぐに病院に行って精密検査を受けるべきという声もあるほどです。(基本的に専門家に相談しましょう…)
面倒くさいかもしれませんが、命を守るために必要です。
専門家の意見をまとめてみた
以下、早稲田大学教授の永島計教授の話が載っていたのでまとめてみます。
■今人気の記事■ 【「体温超え」が18歳未満の子に超危険なワケ】 医学博士「体温調節機能が大人とは全く違う」 : https://t.co/Igcqr0K9Jh #東洋経済オンライン
— 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) July 23, 2018
・熱を逃がす汗腺が、子どもは大人程発達していない。18歳ごろに完成する
・それに伴い、水分摂取していても大人のような効果は期待できない
・血管拡張で熱を逃がすが、体温越えだと機能せず、逆に熱を取り込もうとする
・熱を逃がすのは、表面積の大きい大人より、子供の方が不利
・その日の最高気温、最低気温」は、「地上150センチ」の「日陰」で計測されたものであり、地面から近い日向はいったい何度か想像できますか…
・つまり地面からの照り返しも子供は大人以上に影響を受けている
・子どもは熱中症による体の変化を理解できないので、自己申告を期待してはいけない
体温越えへネットの反応は?
出典:twitter
まとめ
正直、ここまで暑くなるとは思っていませんでした!
しかも、体温越えの気温になると脳へも影響があるとは知らない人も多かったはずです。
この記事が、この夏を乗り切るお役に立っていれば幸いです!
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