札幌爆発事故が2018年12月16日に起こる、悲惨な光景をニュースで見て
非常に心配になった人は多かったことでしょう。負傷者40名以上とのことで、建物が跡形もなくなくなっていたにも関わらず
なんと死者が1名も出なかったということですが
詳細をしればしるほど、「なぜ死者が出なかったのか」(良かったことではありますが)と疑問に思います。
それについて調べてみました。
札幌爆発事故で死者が出なかった3つの理由
2018年12月16日に起きた札幌爆発事故は、原因が隣のアパマンショップによる
若い従業員2人がスプレー缶120本に穴をあけて処分していて、手を洗うために給湯器を使おうとスイッチを回した瞬間に爆発したことが原因とされています。
その爆発の影響で2Fの居酒屋が燃えて、大変なことになり40人以上の負傷者が出ました。
【爆発 窓閉めて2人ガス抜き】https://t.co/iSzdr5fZiU
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) December 18, 2018
【爆発 現場で缶100本ガス抜き】https://t.co/VwZUZEDtVY
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) December 17, 2018
この光景を見て、死者が出なかったことが信じられないのは私だけではないでしょう。(死者が出なくて本当に良かったですが)
調べてみると意外なことがわかりました!
死者が出なかったのは以下の3つの理由と言えるのではないでしょうか?
建物が木造で床が抜けたから
これは地元のニュースで報じられていましたが
建物は木造だったそうです。
もし鉄筋コンクリートで床が抜けなかったら逃げ場がなく死んでいた可能性が高かったと報道されています。
しかも抜けた床の下に人がいなかったとうことです。
実際、現場では以下のニュース報道にありますように
・爆発で天井が抜け、壁が吹き飛ばされた
・破れた壁の断熱材などに火が移り、広がった
・消防車が来てはしごがかかったところで床が抜けた
・そのまま転がるように外に逃げた
とのことです。
参考:https://www.hokkaido-np.co.jp/article/258593
爆発・爆風でものが当たり、当たり所が悪ければ、誰でも亡くなっていた可能性があることがわかります。
居酒屋の店員さんによる避難指示
居酒屋の店員さんはガス臭に気づいて避難指示を先にだしていたと情報が出ています。
が、これは誤情報の可能性もあり、実際は爆発と火がでるのにタイムラグがあったため
爆発音がした後、避難指示をした、というのが正しいのでないか、という情報もあります。
どちらにせよ、お客さんを守ろうと避難指示をしたのは事実で
火が回る前に全員が逃げることが出来たことが良かったと言えるでしょう。
このお店は食べログ読んでも従業員さんがいい、みたいなコメントが多いので
しっかりしていたのだと思います。
爆発と出火のタイムラグ
報道を聞いている段階では分からなかったですが
やはり爆発と出火はタイムラグがありました。
冷静に考えれば当たり前かもしれませんが。
そのタイムラグの間に逃げることが出来たというのが大きいでしょう。
その他、やはり運があるというのは確かです。
100m以上のガラスが割れている以上、誰でも不幸で当たり所が悪かったりすればなくなっていた可能性はあるわけです。
偶然が重なって、死者が出なかった、というのもひとつです。
爆発に関するネットの反応
というか爆心地の人間が生きてるのがすごい
出典:twitter
まとめ
今回偶然が重なり死者が出なくて良かったです。
なので、スプレー缶についての教訓となったと思います。
スプレー缶は今多くの自治体で「穴を開けないで回収可」になっています。
実は今回のことが初めてでなく小さい事故はたくさん起きていたんですね。
そのため、消費者の事故防止のために、常識が変わりつつあります。
ご自身の自治体で、スプレー缶はどうやって捨てることになっているかこの際確認しましょう。
それでは年末は事故が増えますし、火事も起こりやすいので、無事に新年を迎えられるように
気を付けていきましょう。
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