ラグビーワールドカップの開催もあって再び注目を集めている日本チームの「サンウルブズ」!
ワールドカップに続いてぜひ次回のスーパーラグビーも観戦したいと思いきや、なんとサンウルブズが解散するという話が…
今回はサンウルブズの解散危機は本当なのかということと、解散理由は何なのかということについて調べてみました!
サンウルブズが解散するって本当?
congrats!!
本当におめでとう!!@JRFUMedia #RWC2019 #JPNvIRE #RWC静岡 #suwolves #awoooo https://t.co/8whUutgLgV— サンウルブズ/SUNWOLVES (@sunwolves) 2019年9月28日
まずサンウルブズとは、スーパーラグビーに出場する際の日本のチーム名です。
なので、ラグビーワールドカップで戦っている日本代表とは、まったく別のチームということですね。
それならサンウルブズが解散してしまうということは一体どういうことなのか…?
そもそもサンウルブズは、日本ラグビー・日本代表強化に寄与するために組まれた、スーパーラグビーでプレーをするうえでのチームです。
スーパーラグビーに試合をしているアジア国はごくわずかな為、参入決定までには様々なハードルがあったことが予想されますね。
それでも2016年から日本チームとしてスーパーラグビーの舞台でプレーをする権利を獲得。
ラグビーのオフシーズンでも試合をたのしめるスーパーラグビーがやっと日本にも浸透してきた折に、日本チームのサンウルブズが解散してしまうなんて…!
サンウルブズが解散してしまうということは、スーパーラグビーの舞台で日本チームがプレーをする機会がもうなくなってしまうということなのです。
実はその解散時期はもう正式決定されているようで、次の2020年2月開幕のシーズンを最後にサンウルブズは解散してしまうのだそう。
しかしスーパーラグビーへの出場権とサンウルブズの存続は別なのではないかという話が会見でもなされており、サンウルブズの今後については協議を重ねていくとの話もありました。
スーパーラグビーでの活躍が見られなくなってしまうのは残念ですが、チームとして存続していくことが出来たら、引き続き応援していきたいですね!
サンウルブズの解散理由は一体何?
サンウルブズが日本チームとして組まれたのは、スーパーラグビーで日本が試合をするためですよね。
そのスーパーラグビー参入の契約は、実は2016年から2020年までの5年間という限られた契約だったのだそう。
もちろん日本側としてはラグビー人気の高まりと普及のために、その後も引き続きスーパーラグビーへの参加を交渉。
しかしスーパーラグビーは、アルゼンチン、南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリアの協会幹部で構成されているサンザーという組織で意思決定がされるため、日本協会は決定事項には携わることが出来ないのだとか。
そして今回スーパーラグビーの参加継続が難しかったのは、サンザー側からだされた条件が日本にとっては厳しいものだったのだとか。
スーパーラグビー自体が南半球の国のチームを中心に構成されたものであるため、地理的に日本だけが離れている状態。
今までは試合の際の航空運賃はあちらの国で試合をする場合は当然日本が実費で遠征費をだしていましたが、今後日本に相手チームが来る際の南半球圏外の遠征費は日本側が負担をするようにという条件が。
他チームメイト全員の移動や滞在に関わる費用となると、かなりの金額が予想されます。
全チームがほぼ地球の裏側という条件で、日本が全チームの滞在にかかわる費用の負担をするのは現実的にむずかしそうですよね…
さらに日本以外のシンガポールでも3試合を行う義務での参入だったことから、それはますます厳しい状況に。
さらに日本は今までも試合の放映権は一切なしという条件で試合に参加していたのだそう。
そのことは引き続き継続しつつの全負担なので、より状況は厳しいですね。
そしてスーパーラグビーへの参戦継続が決定的にむずかしくなった理由というのがこちら。
スーパーラグビーは2020年までは日本を含む15チームの3カンファレンス制で試合をおこなっています。
それを2021年以降は14チームの総当たり戦に変更していく決定がされました。
総当たり戦に変更した場合、サンザー側に入ると予想されるグローバルな放映権料が大きく拡大するのだそうです。
それを日本が引き続き参戦して15チームの3カンファレンス制を維持する場合、総当たり戦で入るはずだった放映権料を日本が補填してくださいというお話。
おしゃっていることはごもっともなのですが、これらの条件はちょっと厳しすぎる~。。
それはサンウルブズの母体であるジャパンエスアールと日本ラグビー協会の力をあわせても難しいことが想像できますね。
世界一過酷と言われるスーパーラグビーの真相。そして「サンウルブズ」とは?#rugbyjphttps://t.co/laDFwTzB0S
— AZrena(アズリーナ) (@AZrena0516) 2019年9月30日
ネットの声まとめ
出典:twitter
まとめ
世界のラグビー事情が厳しいのだということがわかりましたが、それでもワールドカップでは快進撃をみせる日本。
頑張れ日本ラグビーーー!!!
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