2019年夏の全国高校野球甲子園大会も終わり、大会を盛り上げたメンバーは侍ジャパンU18で活躍することを期待されています。
この侍ジャパンU18の選考基準はどういうものなのでしょうか。
今回は侍ジャパンU18の選考基準とメンバーについてまとめてみました。
侍ジャパンU18の選考基準は?メンバー決定!
8月30日開幕の「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」に出場する侍ジャパンU-18代表選手が決定。
8月26日(月)に明治神宮野球場で大学代表と対戦し、30日(金)12時からスペインとの大会初戦に臨みます。https://t.co/8Jr5V8rFne#侍ジャパン— 野球日本代表 侍ジャパン 公式 (@samuraijapan_pr) August 20, 2019
侍ジャパンU18の選考基準をクリアしたメンバーは以下の通りです。
投手
佐々木 朗希 (大船渡)
浅田 将汰 (有明高)
池田 陽佑 (智弁和歌山)
前 佑囲斗 (津田学園)
飯塚 脩人 (習志野高)
西 純矢 (創志学園)
宮城 大弥 (興南)
奥川 恭伸 (星稜)
林 優樹 (近江)
捕手
山瀬 慎之助 (星稜)
水上 桂 (明石商)
内野手
森 敬斗 (桐蔭学園)
武岡 龍世 (八戸学院光星)
石川 昂弥 (東邦)
韮沢 雄也 (花咲徳栄)
遠藤 成 (東海大相模)
坂下 翔馬 (智弁学園)
熊田 任洋 (東邦)
外野手
鵜沼 魁斗 (東海大相模)
横山 陽樹 (作新学院)
全20名のうち投手9名、自校でショートを守る野手が6名と偏りがあるように見えます。
更にファーストをやる選手がいないのも不安視される原因の1つです。
夏の大会で優勝した履正社の選手が1人も選出されておらず、選考基準を疑問視する声も上がっています。
侍ジャパンU18メンバーの選考基準について永田裕治監督は、4月に行った一次候補による研修合宿が参考になったとコメントしています。
侍ジャパンの公式サイトで4月の研修合宿について調べてみると、永田裕治監督はこの合宿がセレクションではなく研修であることを明言していました。
しかし結果としてこの研修合宿が参考になっているのであれば、事実上のセレクションといっても過言ではありません。
実際研修合宿で活躍・注目されていた佐々木朗希選手(大船渡)と林優樹選手(近江)は、2人とも侍ジャパンU18のメンバーに入っています。
ちなみにこの一次候補にも、履正社の選手は1人も入っていません。
履正社の選手が全く入っていないことに違和感を覚えて、巷では履正社側が拒否したのではないかという憶測も飛び交っています。
ファーストがいなくて大丈夫?!ファーストの特異性とは
ファーストは強打者が守っているというイメージが強く、守備面での活躍より攻撃面での活躍の方が期待されます。
そのためファーストは簡単にできるポジションだと考える方も多いでしょう。
確かに他の野手に比べて、ファーストは足の速さが問われにくいポジションでもあります。
しかし守備面では必ずしも簡単とは言えません。
ファーストはキャッチャーの次に補球回数が多いポジションです。
ボールを落とせない分、キャッチャーとは違ったプレッシャーもかかっています。
ファーストの特異性はベースに足をつけて捕球するということです。
足を限界まで伸ばした状態で捕球しているのを見たことがある方も多いでしょう。
ベースから足が離れてしまっては、せっかく捕球してもセーフになってしまいます。
とはいえ、足をベースから離さないことを意識しすぎては悪送球やイレギュラーバウンドに対応しきれません。
送球を逸らしてしまってはランナーをアウトにするどころか、更に塁へ進めることになります。
そのためファーストは、どんな送球にも対応するテクニックと、体を伸ばしてベースを踏みながら捕球するテクニックの双方が求められます。
また野手が送球する場合、体の小さい選手より大きい選手の方が的が大きくて投げやすいです。
ファーストは体の大きい選手の方が好まれます。
ファーストといえばホームラン王の王貞治さんやゴールデングラブ賞を10度受賞した駒田徳広さんが有名です。
東京オリンピック2020の野球日本代表監督の稲葉篤紀さんはファーストと外野手どちらでもゴールデングラブ賞を受賞しています。
ネットの評判
出典:twitter
まとめ
侍ジャパンU18メンバーの選考基準は明らかにはされていないものの、4月に行われてた研修合宿が参考になっているようです。
代表メンバーの発表は夏の大会の決勝前でしたが、夏の大会の成績は選考に関係していないのかもしれませんね。
野球U18ワールドカップの試合は9月8日まで韓国で開催されています。
侍ジャパンU18のメンバーの活躍を期待したいですね。
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