フィリピンにまた『慰安婦像』が設置されたと、ネットを騒がせています。
しかも今度は制作依頼者の私有地に設置したとのことです。
2019年1月のニュースを見た方は、またフィリピンか・・・と思うかもしれませんね。
今回は、私有地って一体どこなのか、そして過去問題になった慰安婦像についてまとめてみました。
フィリピンでまた慰安婦像!私有地ってどこ?
【フィリピン また慰安婦像設置】https://t.co/1i0veZ5xzn
フィリピン・ボラカイ島の玄関口、パナイ島北部の私有地に、2人のフィリピン人女性をモデルにした「慰安婦像」が設置された。制作者は「これならば撤去圧力をかけられないはず」。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2019年2月5日
今回新たに慰安婦像が設置されたのは、フィリピンのパナイ島カティクラン。
ISCRフィリピン代表のネリア・サンチョ氏(67)の所有する私有地です。
サンチョ氏の所有する駐車場の一角に慰安婦像は設置されました。
パナイ島はフィリピン中部ビサヤ諸島の西ビサヤ地方に属する島です。
アジアNo.1ビーチとも名高いフィリピンのホワイトビーチがあるボラカイ島へは、
このパナイ島のカティクランから出るポンプボートへ乗って行かなければなりません。
つまり私有地とはいえ、フィリピンの有名観光地の玄関口に慰安婦像を設置したということです。
日本でいうと、羽田空港の近くに設置したようなものです。
サンチョ氏は「これならば撤去圧力をかけられないはず」とコメントしています。
観光地の玄関口に慰安婦像が設置していたら、
増え続けているフィリピンへの日本人観光客は減ってしまうかもしれませんね。
そうなると困るのはフィリピン観光業界ですので、日本からではなく自国から圧力があるかもしれませんね。
過去フィリピンに慰安婦像が設置された場所は?
過去フィリピンでは2つの慰安婦像設置が問題になり、撤去されています。
2017年12月には、マニラの遊歩道に日本占領下のフィリピン人女性犠牲者を象徴するという像を設置しています。
こちらは日本政府が「遺憾」と表明し、2018年4月に撤去されました。
マニラはフィリピン北部ルソン島に設けられたマニラ首都圏の西側中央部に位置します。
巨大水族館やフィリピン最古のバロック様式の教会があり、観光地としても有名です。
そして2018年12月、サンペドロ市でも韓国の少女像が設置されました。
こちらの撤去は早く、除幕式から2日後作業員が戻ってきて像の全てを撤去しています。
サンペドロ市はマニラと同じくルソン島にあり、マニラから車で30分~40分で行ける距離です。
観光地として有名なサン・ペドロ要塞はセブ島にありますので別物です。
2017年マニラ、2018年サンペドロ、そして2019年カティクランです。
3年連続でしかも今回は前回の撤去から2か月もたっていません。
これでは「またか・・・」と言われてしまっても仕方がありませんね。
ネットの反応はどうなっているでしょう?
フィリピンの慰安婦像が私有地に?!対するネットの反応
出典:Yahoo!ニュース(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190205-00000559-san-asia)
まとめ
フィリピンの今度の慰安婦像は有名リゾート地の玄関口であるパナイ島カティクランの私有地に設置されていました。
過去にも2度慰安婦像の問題が起きていましたね。
『二度あることは三度ある』とは、まさしくこのことでしょうか。
三度目どころか四度目があるかもしれません。
今回もまた『遺憾砲』が発動するのか、はたまた無視するのか、今後の対応に注目です。
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