日記

生活保護ジャンパー問題から1年!職員の意識改革だけで解決するのか?

生活保護受給者の支援を担当する職員らが、「保護なめんな」などというジャンパーを着て、受給者の家庭を訪問するなどしたことが報道され、
人権無視だと大問題となりました。
1年かけて、これに取り組んだ対策が小田原市から発表されました。この問題は担当職員の意識改革だけで解決するのでしょうか?

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1年経った生活保護ジャンパー問題の解は職員の意識改革?

去年1月に。小田原市で、生活保護受給者の支援を担当する職員らが、「保護なめんな」「不正受給をしようとする人間はカスだ」などという
英文が書かれたジャンパーを着て、受給者宅を訪問するなどしたことが発覚し、世間からかなり叩かれました。

これまでの1年間に、人権や支援に関する知識を高める研修を定期的に行ったことや、課の職員を26人から30人に増やし
支援体制を強化したことなどの対応をとったことが市から報告されました。

そもそもこの問題の根っこにあるのは、2007年に小田原市で生活保護を打ち切られた男性がカッターナイフで市職員を切り付ける事件が起きたことで、
「職員のモチベーションがだいぶ低下してきた。不正受給を許さないという、強いメッセージを盛り込みつつ、職員の連帯感を高揚させるため」だったと当時説明されていました。

ほんとに生活に困っている人が気兼ねなく生活保護を受給できることがもちろん大前提ですが、
小田原市には、この問題に至る様々な背景があったようです。

カッター事件後、屈強な警備員出身者を雇って、職員が被る暴力事件的なものは減ったと言われています。

一方、小田原市北部の不動産屋には、当時横浜方面から、安価な借家の申し込みがかなりの数あったそうです。
不思議に思って理由を聞いてみると、小田原市の生活保護申請が緩いとのうわさで、北部の安い借家を借りて、住民票を小田原市に移し、
保護申請するひとが後を絶たなかったという話です。中には車を乗り回し、保護者とはとても思えない人もいたと聞きます。

もともとの小田原市民でもないひとにこんなことをされたとすれば、市や市民としてはたまりません。

また市町村によって、生活保護の認可基準が異なっている可能性があり、
基準を厳しくして他の市町へ誘導しているのではなどのうわさも聞きます。

西部地区の保護率と人口・高齢化率

保護率に影響する様々なファクターがあるとは思いますが、小田原近辺の神奈川県西部で見てみても、
人口の規模、高齢化率を考慮しても、市町村で保護率が大きく異なってなっているのが現状です(参照として横浜市を挙げた)。

生活保護を担当する部署は「精神的に重い、仕事量が多い。メンタルで疾患を発症する人も多いですね。
きついから希望者がいない。ベテランを回すと退職してしまいかねないので新人を当てる。
専門性のある職場で経験も要求されるのに、懲罰的な異動先になることもある」などの生活保護行政に関わっている方の意見もあります。

この問題は、担当職員の意識改革にとどまらず、市町村格差も含めて根本的に考えて行く必要があるのではないでしょうか?

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生活保護問題へのネットの反応

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生活保護の問題には、常に賛否両論がはげしくぶつかり合います。
単に1点だけをとらえたセンセイショナルな報道を聞くだけでは、正義の側に立って叩くで終わってしまいます。

まとめ

この問題は、担当職員の意識改革にとどまらず、根本的に考えて行く必要があるのではないでしょうか?

保護対象のひとはもちろん、保護行政を担当する職員、市町村全体や地域における市町村格差など
広い視野で、この問題をとらえる必要があるようです。

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