那須川天心vs堀口恭司3R勝負で、キックボクシングルールなので那須川有利と見られていましたが
ご覧の通りの結果となりました。(以下本文でネタバレします)
感想としてはもう少し長く見たかった、というところ。やはりダウンをお互い奪えないのはそれだけのレベルだということですよね。
ゴロフキンvsアルバレスもあれだけのKO率の2人がダウンを奪えないわけです。
素人には分からないディフェンステクニックの世界がそこに繰り広げられているのが想像できます。
スローでしか分からないところもたくさんあります。
それでは結果と結果に対するネットの反応も見ていきましょう。
那須川天心vs堀口恭司の結果と感想
那須川天心vs堀口恭司は、台風24号の影響で予定より前倒しで、フジでの生中継はなくなり録画放送となりました。
それは残念でしたが、しょうがありません。
台風の暴風時間が20時以降なのでそれまでに観客を返すための処置です。
那須川天心vs堀口恭司の結果は判定で3-0。天心の勝ち。
個人的には最近分かってきましたが那須川選手も打たれ強い。攻撃テクニックがすごいだけではなく
ディフェンスがうまいのは昔からで、カウンター合わせも天才ですが
あまり打たれないので、実際打たれた時はどうなんだろう、と思っていましたが
ディフェンステクニックで勢いをころしているところもあるとは思いますが
打たれ強く思えます。
1R:那須川のスピードが目立つ。ミドル・ハイとうちわけ攻撃が目立ちましたが、堀口選手もストレートをヒットさせていました。
2R:那須川が攻撃を繰り広げますがローブローが金てきと判断される。そこから堀口選手が反撃しようと仕掛けるがかみ合わない。
3R:那須川選手得意の豪快な回転蹴りがなされる。そこで引いた堀口選手にいっきに猛攻を仕掛ける形に。しかし、そのままやられる堀口選手ではなく反撃も見せる。ここでダウンを奪いたかった那須川選手だが、そのまま判定に。
非常に見ごたえがある試合でしたが、見てる方はもっと見たかった、と。どっちかが倒れるまで見たかったですが
まあそういうわけにはいかない、異種同士の競技です。
先日のボクシング田中恒星vs木村が一番見ごたえがある試合と言えるでしょう…。
今回は2Rの金的に関する指摘が多かったです。もちろん見てる限りは故意ではないと思いますが
あれで勝負の流れが決まってしまった感はたしかにありました。
ただ、あまりに金てきのせいにする人が多いので言っておきますが
今までの那須川選手の試合を見れば分かりますが
那須川選手も金てきを何度も何度もくらっています。
キックボクシングだとよくあることです。
擁護するわけではありませんが、(どっちの選手も好きです)那須川選手は、金的くらっても勝ってきました。
なので、金てきやったから試合が決まったと過剰に決めつけるのはおかしいでしょう。
那須川選手を1番苦しめたのはやはりロッタンなんですかね…。
那須川天心vs堀口恭司のネットの反応
堀口の3Rはスタミナ切れではなく金的ダメージ。
出典:twitter
まとめ
2Rの金的に対する解釈がいろいろでしたね。
さすがにあれは故意ではないとは思いますが、減点が必要だったという声は多いです。
天心選手の底が見えたという声もありますが、ロッタンはじめ堀口選手も強すぎる相手だからというのもあると思います。
我々には分からない・見えない次元で戦っているような気がします。
総合ルール・武尊との試合、見てみたいものです。
なんだかななんでもありになってしまって選手はかわいそうな気もしますが..。
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