プラスチック製ストローの使用をやめる宣言が、スタバやガストなどからされており、恐らくもう世界の兆候として
どんどんやめていく流れになっています。確かに詳細を知ると深刻な問題でどうしても海まで分解されずに溜まってしまいます。(詳細は割愛)
そこで木造住宅メーカーのアキュラホーム(東京・新宿)が12月11に日、間伐材を使った木製ストローを製品化すると発表して話題になっています。
1本数十円て…これが使い捨てなら随分高いのですが、木製ストローの普及はあり得るのでしょうか?
また、プラスチクの代わりに木製を使うことに、昔の話を知っている人はかなり批判していて炎上気味です。
その理由も見ていきましょう。
木製ストローはプラスチックストローの代わりになるか?炎上の理由
地球環境のためにプラスチックストローの廃止が進んでいます。
2年前に枕に入っているプラスチックビーズであるマイクロプラスチックがかなり問題になってやめようという運動が広がったのを記憶していますが、ユーロを中心に国同士の約束として締結され2030年までに全て切り替える方針が発表されていますので今後も進んでいきます。
さて、そこに「木製ストロー」と来たのですが??となりました。
間伐材とは、森林の樹木の発育を図るために、劣等な樹木などを間引きする間伐によって、伐り出された木材のことで
公約通り「リサイクル可能」なエコなものでの取り組みとなります。
コスト削減していますがそれでも1本「数十円」となるようです。
プラスチックストローは以下の問屋を参考にしても1本0.5円~1円というのが分かります。
参考:https://www.mizunoes.com/Form/Product/ProductList.aspx?cat=005009003
10倍以上の単価というのは、店舗にとってはきついもので、今まで10万円のコストだったものが100万円以上になるわけですからそれはキツイです。非現実的と考えるのが自然でしょう。
炎上しているのは、もっとそれ以前の問題で、間伐材を使っていかにも「エコ」「森林保全」を打ち出していることです。
それについて知るためにまずは木製ストローの詳細をみていき、理由を知っていきましょう。
木製ストローとはどんなストローなの?
報道によりますと木製ストローはずいぶん高級な感じがします。以下の特徴があります。
・間伐材を厚さ0.15ミリメートルにスライスし、手作業でらせん状に巻き上げて作る(くりぬいては作らない)
・ザ・キャピトルホテル東急(同・千代田)が2019年1月16日から一部のレストランで試験導入
とのことで、「手作業」だからこんなに高いんですね。
これを機械化できたらもっと安くなるとのこと。
紙では追及しないのでしょうか??
1、液体に長時間つけるとふやける
2、飲み物の風味が変わる
牛乳パックみたいにはならないのかねえ
ネットの炎上を見ることで、木製ストローが批判されている理由がわかります。
木製ストローに関するネットの反応
ストローそのものを使用禁止にすれば
エコがエゴに代わって商業的な目的を達するための道具になっている
間伐が必要になったのも元はと言えば広葉樹の原生林を破壊して、針葉樹の人工林作ったのが原因。どちらも環境破壊に変わりない
出典:twitter
出典:https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20181211-00000058-kyodonews-soci
まとめ
いかがでしょうか。厳しい意見がたくさん出ていますね。
確かに、免疫ができたのか森林破壊についてはもうあまり叫ばれなくなりました。(といってもNPOの活動などまだまだ盛んにおこなわれていますが)
木製ストローがプラスチックストローの代わりになる、ということで話が進みそうな雰囲気がありますが
このようにかなり炎上し反感を買っているのは確かです。
割りばしを環境破壊と声高に叫んでいた時代・人もいました。
矛盾だらけなのが人間ですね…。
今後ストローはどうなっていくでしょうか?飲食店はかなり悩みどころです。さすがにコスト10倍はきつい…。
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