シニアデビューして以来、韓国フィギュア界の新エースとして注目を集めているイムウンス選手の振り付けを元日本代表の鈴木明子さんが手がけていることをご存知ですか。
イムウンス選手は長い手足を使った表現力に長けている選手で、同じく表現力を得意としていた鈴木明子さんには通ずるものがあります。
鈴木明子選手の振り付けでイムウンス選手はさらに表現力を活かすことができるのでしょうか。
振付師、鈴木明子さんについても調べてみたいと思います。
プロになって4年の鈴木明子が語る。「今もフィギュアスケートに片思い中です」[PR] https://t.co/pyUZ8HzYol
— Number編集部 (@numberweb) 2018年12月4日
イムウンス選手の振り付けは鈴木明子さんとジェフリーバトル氏
イムウンス選手は高い表現力を活かし、ノービスクラス、ジュニアクラス各大会で成績を残して韓国代表にと選ばれるまでになった選手です。
世界ジュニアフィギュアスケート選手権ではショート、フリー共に自己最高得点を記録し、キムヨナに続く成績を残しました。
そして「キムヨナ2世」とまで呼ばれています。
イムウンス選手の振り付けは、パトリック・チャン選手や羽生結弦選手の振り付けも担当したことのあるジェフリー・バトル氏と、
元日本代表の鈴木明子さんが担当しています。
ジェフリーバトル氏は「動きと型と技術とで音楽を紡ぐ」ことができるといわれる有名振付師で、独創的で懐が深く、フィギュア界に大きなインパクトを与える!と
注目されている振付師です。
鈴木明子さんは日本代表としてオリンピックにも2度出場、8位入賞を果たしていて、現在はプロとして活動しながら、解説や振り付けの仕事をしています。
本人はあまり意識していない、と言っていますが表現力に定評があり、観客を盛り上げることに長けている選手でした。
このジェフリーバトル氏と鈴木明子さんを振付師に選び世界と戦うイムウンス選手。
今、どれだけ期待されているのかがわかりますね。
鈴木明子さんの振付師としての経歴
鈴木明子選手は自身が選手として活躍し、引退後、プロのスケーターとして活動しながら、憧れていたという振付師としての仕事もスタートさせました。
小学校高学年の頃から、コーチではなく振付師に憧れていたそうです。
振付師デビューは本郷理華選手のショートプログラム「キダム」でした。
幼いころから知っている本郷選手の特徴を細かく把握し、選手自身が持つ魅力を引き出しながら作ったというプログラムは、妖艶で華麗で賞賛を浴びるものとなりました。
本郷理華選手の他に、山本草太選手にも振付をしていました。その後、イムウンス選手、横井ゆは菜選手、松井悠良選手、永井優香選手などの振付を担当しています。
表現力も最大のポイントとなるフィギュアスケートにおいて、表現力を得意とするイムウンス選手や、これからもっと伸ばしていきたい選手にとっても、
選手時代に表現力に定評のあった鈴木明子さんが振付師として活動されるのは待ち望んでいたことなのかもしれません。
鈴木明子さんは、振付するにあたって、ジャンプなどの技術よりも、表現力のことでアドバイスできればいい。
その選手の良さを活かしながら本人も気づいていない魅力を引き出せたらいい、と語っています。
選手時代に培ったものを現役選手に伝え、振付師としてサポートされている姿に、また、応援したくなります。
イムウンス選手の振付、鈴木明子さんについてネットの声
出典:twitter
まとめ
かわいい!キムヨナ2世!と呼ばれる韓国のイムウンス選手の振付師についてと、
振付をしている鈴木明子さんについてを調べてみました。
・イムウンス選手の振付には鈴木明子さんとジェフリーバトル氏がついている。
・イムウンス選手と鈴木明子さんには表現力が強み、という共通点がある。
ということがわかりました。
イムウンス選手は今後、更に表現力が増していくのでしょうか。
また、鈴木明子さんは次世代選手たちの魅力を次々と引き出すことができるのでしょうか。
今後のフィギュアスケート界も楽しみです。
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