防火壁や界壁の不備で話題になっているレオパレス21。
レオパレス21が倒産するのではないかと、心配する声が上がっています。
入居者はもちろん、オーナーの方々や株主の方々はヒヤヒヤしていますよね。
今回はレオパレス21が倒産するという噂の要因になっている巨額経費と、下がる株価についてを見ていきましょう。
レオパレス21倒産の危機?!おどろきの巨額経費
【レオパレス 外壁に違法部材】https://t.co/BBs8zGGkYo
レオパレス21の物件で施工不良が新たに見つかった問題で、使用した外壁などの部材が、建築基準法で認められていないものだったことが判明。コスト削減のため使っていた可能性。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2019年2月8日
レオパレス21が倒産の危機だと噂される大きな要因は、施工不備に関する経費が膨大であることです。
巨額経費と聞くと、レオパレス21は倒産間際では?と思う方もいますよね。
そもそも、どういう状態になったら倒産といえるのでしょう?
実は倒産に明確な定義はないようですが、一般的には経営破綻している状態のことをいうようです。
法律上での倒産は、破産・民事再生・会社更生・特別清算といった法的整理手続きで倒産と認められた状態をいいます。
レオパレス21が法的手続きや私的手続きに移ったという情報は今のところありません。
しかしまだまだ安心はできません。
話題となっている巨額経費について見ていきましょう。
レオパレス21は2019年2月7日に投資家に向けた広報活動で、
施工不備に係る特別損失を360億円の追加計上することを発表しました。
これにより2019年第3四半期末の特別損失は430億円になり、
レオパレス21は同期の赤字予想を330億円〜400億円としています。
330億円の赤字と聞いたら、経営破綻していると思う人がいるのは当然でしょう。
レオパレス21は、2018年12月時点で現金預金892億円、自己資本1069億円で十分な水準にあると発表しています。
一般的に自己資本比率は40%以上であれば倒産しにくい会社と言われるようです。
レオパレス21が公表した自己資本比率は35.2%ですので下回っていますね。
しかし25%を超えていれば黒字企業と言えるようです。
少なくとも2018年12月時点では十分黒字企業であったということですね。
どこまで下がる?レオパレス21の株の変動
2018年4月には1000円に迫る勢いだったが、同年5月に施工不備について公表し、株価が急落しました。
そして2019年2月7日に、新たに1300棟あまりで施工不備があったと発表しました。
それを受け、翌日の2月8日にはストップ安の415円。
レオパレス21の株主の方々は様々な思いを抱えて3連休を過ごしたことでしょう。
しばらくは倒産を恐れて売りが殺到するでしょうから、ストップ安を更新し続ける可能性があります。
リバウンドを狙った買い注文もあるでしょうが、まだまだ業績回復の見当がつかない状況です。
売りたい人の方が多いのは間違いないでしょう。
ネットの評判はどうなっているか見ていきましょう。
レオパレス21が倒産の危機?ネットに反応
出典:Yahoo!ニュース(https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20190211-00411765-fnn-soci)
まとめ
レオパレス21は現在は倒産状態ではありませんが、430億円という巨額経費を計上していました。
今後更なる施工不良が見つかったり、損害補償の話が出てくるかもしれません。
そうなった時には、倒産手続きをせざるを得なくなるかもしれませんね。
企業がどう立て直しを図るのか注目したいところです。
この記事へのコメントはありません。