ラオス南部で、建設中のダムが決壊した大事故は、9人が死亡、130人以上が行方不明、6000人以上が家を失ったとされ、
ダム建設を担当した韓国の責任を問う声が大きくなっています。これについて海外の反応をまとめました。
韓国の責任について韓国メディアの主張
(ハンギョレ7/26論説参照)
「SK E&Cと韓国政府はラオスのダム崩壊の責任を取るべきだ」
災害の正確な原因を特定することが重要です。
SK E&C(SKエンジニアリング・アンド・コンストラクション)によると、7月22日の夕方に補助ダムの上段部の喪失を確認した後、
同社はラオス当局に通知し、直ちに復旧努力を開始した。しかし、大雨が続き、ダムへのほとんどの道路が閉鎖された。
同社はまた、7月23日にさらにダムが失われた結果として災害が発生したと説明した。
大雨が直接の原因であっても、SKの責任は免れない。
それは最悪の場合のシナリオの可能性を考えて、頑丈なダムを建設する責任が建設会社にあるからです。
災害が起こった理由の中には、同社の「ずさんな工事」が原因であると主張する者もいる。
設計、施工、安全管理の問題については徹底的な調査が必要であり、SKはこれに当然の責任を負います。
しかし、SKはこの災害の役割を軽くしようとしているようだ。これは非常に間違ったアプローチです。
最初ダムが「溢れ出た」と主張した後、次に「ダム崩壊」の責任を負うと主張しだした。
現在ダムが完全に崩壊しているわけではないので、上部が喪失したと言えるかもしれません。
SKはすべての事実を明らかにする必要があります。
他の国の何百人もの人々の死や消失を引き起こした悲劇の真実を隠すことは、
韓国人全体の評判を傷つけることになるでしょう。
この韓国メディアはかなり韓国に責任ありとのかなり正当な主張をしています。
なお、ラオスのカンマニー・インシラス・エネルギー鉱業相は、
「規格を満たしていない工事と予想を超える規模の豪雨が原因とみられる」として、手抜き工事の可能性を指摘している。
ダム崩壊の責任について米国メディアの主張
(New York Times 7/29参照)
「ラオスのダムの失敗は政府が秘密にしていた検討課題を露わにした」
先週の水力発電プロジェクトでの事故は、ラオス人民革命党と巨大な外資の間の無差別の結びつきに厳しい脚光を浴びていた。
外資はラオスの豊富な天然資源にアクセスできる。ラオスの当局者は収入を得る。
農村部の貧困を悪化させるこれらの投資プロジェクトに誰も厳しい眼を向けることはない。こうして、無実の村人を殺すことになった。
「ラオスの一党共産党政権とそれを支えている国際金融機関は、より厳しい国際規制に従っているはずだった。
しかし事故の後、誰もが見ることができなかった規制の隠れた落とし穴が明らかになった」と専門家は語る。
ラオス政府は水力発電ダムの建設で、ラオスを東南アジアのバッテリー(電池)にしようと計画していました。
水力発電事業の一部であるこのダムの崩壊は、急速なインフレを招いた1997-98年のアジア金融危機の処理以来、
与党にとっておそらく最大の挑戦となった。
当局者は今後、農村部の人々のための社会的および環境的保護を、
開発を推進する際に組み込むべきという大きな圧力に直面する可能性がある。
すなわち、今回の事故はこのような開発政策をとっている
ラオス政府にも責任があるということを指摘しています。
次にこの事故についての日本の反応を見てみましょう。
ダム崩壊の責任に関する日本の反応
日本に対抗して50年保証付けたのが大失敗。国家破産するぞ。
【ラオスのダム決壊】現場に復旧用装備がなかったと判明 韓国ネット「安全を無視して工事?」「国の恥さらし」 : 厳選!韓国情報 https://t.co/e9fHPWasZo— 川畑 剛 (@tk09058283217) 2018年7月31日
ラオスのダム決壊
どうやら大雨による原因じゃなく粘土の地盤 が地盤沈下したのが原因らしい外電が詳しく報じている。
この辺は その辺の盛り土の強化工事を行わなかった韓国企業による人災は間違いない
SK側の動きがかなり鈍い
多分社内での責任問題のなすり合いで逃亡か?https://t.co/aspyTDN3YW— apio (@apio_apio1516) 2018年7月29日
予想通りではあります。しかし、酷い。これで韓国経済は止めを刺されたかな。
【スクープ最前線】手抜き、逃げ出し…ラオス・ダム決壊は韓国経済“破綻の引き金” 海外受注は激減濃厚 「日本より安く、短期で」と強引に… https://t.co/zztPPQWC23 @zakdeskさんから— 川畑 剛 (@tk09058283217) 2018年8月1日
【ラオスのダム決壊】韓国SK建設「ラオス政府や現地住民の事故抑止意識の低さが被害拡大の原因」 #5ch ニュー速+ https://t.co/GPte9WB2mZ pic.twitter.com/zeTkGBzPMK
— ニライカナイφ★ (@niraikanai07) 2018年8月1日
ラオスダム崩壊に関する事故知っている人崩壊したのは、韓国SK建設が設計建設した補助ダムで手抜き工事で崩壊したからね。ラオスは雨季じゃ無かったからね。雨なんかパラパラしか降っていないからね。貯水始めたら満水で決壊したから明らかに手抜き工事だラオス警察軍の捜査待ちです。
— 義一YOSHIKAZU.YOSIKAZU2 (@TBegqi06IvoV6mC) 2018年7月30日
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この種の事件が起こると投稿が増えるやっぱり韓国はとのコメントが多いですが、ラオス政府も絡んでくる問題だとすると、
ラオスで別のダムで建設を請け負っている日本企業にとっても他人事で済まされなくなります。
まとめ
ラオスでのダム事故についての韓国の責任への海外の反応を見てきました。
今回の事故は第一義的に建設担当した韓国企業に責任があることは明らかですが、
これらの事業を推進した韓国政府とラオス政府にも責任の一端はあると思えます。
結局エリートや外国企業は富んで、犠牲になるのは、貧困な農村のラオス人だということを
典型的に示す事故であったといえるのではないでしょうか?
韓国政府のバックアップがあり、韓国はダム工事を受注できた。政府と企業が一体で受注に成功した。50年保証をつけたということは、十分な保険に当然はいっているものと類推できるが、亡くなった方や病気けがの方への見舞金や治療費、家屋を流された方への補償を早急に行うべきだ。