甲子園にコールド条件がないというのをご存知でしたか?
甲子園ではどんなに点差がついても絶対に9回まで試合が行われるんです!
いったいなぜなんでしょうか?その理由と過去の大差がついた試合を見ていきましょう。
甲子園にコールド条件はない!?
野球ではお馴染みのコールドというルール。
規定の点差がついた場合などにその時点で試合終了し、試合が無駄に長くなることを防ぐものですが、なんと甲子園ではコールド条件が設定されていないんです!
普通の高校野球の試合なら、「5回終了時10点差以上付いた場合」、「7回終了時7点差以上付いた場合」というのがコールドの条件になります。
甲子園ではそうした条件が設けられておらず、プロ野球と同じようにどんなに点差がついても9回まで試合が行われます。
いったいなぜ同じ高校野球なのにコールドがないのか、以下でその理由を見ていきましょう。
甲子園にコールドがない理由
甲子園にコールドがない理由は、そもそもコールドというルールがなぜ存在するのかということが重要になってきます。
コールドが設けられた理由は、試合数が多い地方大会をスムーズに進めるためです。
試合数が多い中で全試合9回までしているととんでもなく時間がかかってしまいますからね。
反面、甲子園はそこまでの試合数はないためコールドが必要ないというわけです。
そのため、高校野球特別規則には「甲子園で開催される全国大会、地方予選の決勝戦ではコールドゲームを適用しない」と記されています。
地方予選決勝以上の舞台ではプロ野球と同じように9回まで戦い抜いてほしいということですね。
甲子園での過去の大差試合は?
では、コールドがない故に圧倒的大差になってしまった試合はどのくらいあるのでしょうか?
過去の大差試合を見ていきましょう。
最も大差となった試合は1937年第14回大会の滝川中vs浦和中です。(春の甲子園かつ戦前ではありますが)
この試合では27対0という驚異の数字が記録されています!
27点差ってとんでもない点差ですね…。浦和中はどんな気持ちで戦っていたのでしょうか…。
ちなみに、夏の甲子園に限ると1985年第67回大会のPL学園vs東海大山形が最も大差がついた試合です。
この試合では29対7で22点差というスコアが記録されました。
この時のPL学園はあの清原和博氏を擁し黄金期と言われていた時代でしたから、いかに強力な打線だったかがわかりますね。
コールドにしないの?ネットの反応まとめ
出典:twitter
甲子園にコールド条件なしに対するネットの反応をまとめてみました。
まとめ
甲子園にコールド条件なしについてまとめてみました!
コールドは地方大会をスムーズに進めるためのものであるため地方予選決勝からはコールドはないみたいですね。
とはいえ甲子園でもある程度の試合数はこなしますし、この猛暑ですからコールドがあってもいい気はしますね。
■関連記事
この記事へのコメントはありません。