年が明けて亥年になりましたね!
毎年新しい年になると、今年はどんな年になるのか?
気になりますよね。
亥年というのは猪の年、という意味ですが、
そもそも亥年ってどんな年なの?
猪って毛の生えた豚っていうイメージだけど?
と思ったことはありませんか?
ということで亥年の雑学を調べてみました!
亥年の雑学いろいろ
〝猪(ちょ)〟~いい 亥年(いどし)に 沖縄こどもの国、2匹人気https://t.co/bfLB91ijVV
— 琉球新報 (@ryukyushimpo) 2019年1月1日
亥年の雑学を調べていたら、いろいろなことがわかりました。
– 雑学1 中国で亥年は猪の年ではなく豚の年
干支の考え方が日本に入ってきたのは553年に欽明天皇が百済という国から学者を招いて広めたのが起源、と言われています。
そのころ日本には豚がおらず、豚に似た猪として認識されてしまったようです。
猪には力強いイメージがありますが、豚だとちょっと亥年のイメージが変わってしまいますよね。
–雑学2 猪はまっすぐ走るだけではなくけっこう機敏
「猪突猛進」という言葉があるので猪はまっすぐしか走れない、と思われていますが、
意外と機敏に方向転換するそうです。
また豚の仲間だから走るの遅いのでは?と思っている人もいると思いますが、かなり早く
時速45㎞~50㎞で走れるそうです。これはウサイン・ボルトとほぼ同じスピード。
一般人ではまず逃げられません。
また走るのが得意なだけではなく、泳ぐこともできます!
映画「もののけ姫」では猪の王「乙事主」が海を渡ってやってきますよね?
潮の向きにもよりますが、20㎞程度なら泳げるようです。
-雑学3 なぜ干支の最後に?
干支の順番は神様のところに到着した順、という物語を聞いたことはありませんか?
そんなに早いのになぜ一番最後?と思いませんでしたか?
実は猪は早すぎて、神様の前でとまることができず、もう一周してしまったのが理由だそうです。
動きが機敏なんだったらその場で切り返してもどってくればいいのに、と思うのですが、
「猪突猛進」だから戻ってくるのではなくもう一周したかったのかもしれません。
なぜボタン肉?
猪ではなく猪の肉の話になりますが、なぜ猪の肉を「ボタン」というのでしょう?
実は信じられないことですが、日本は長い間「肉食禁止」だったんです。
675年に天武天皇が「肉食禁止令」を出してから明治に入るまでずっと肉食禁止でした。
ただこのときNGだったのは人間を助ける動物で、狩りでとらえた動物はOKでした。
ただ時代が下るにしたがって、仏教の影響で表立って生き物を殺して食べずらくなっていきました。
殺生になってしまいますからね。
そこで肉が赤くて花の牡丹のように並べられることから「ボタン鍋」と呼ばれるようになりました。
いわゆる隠語ですね。
ちなみに馬肉のときは「さくら鍋」、鹿肉は「もみじ鍋」と植物の名前がついています。
亥年についてネットの反応
出典:Yahooニュース(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181231-00010002-houdoukvq-soci)
まとめ
亥年の雑学で衝撃の4つは、
亥年は中国では豚の年
猪は結構うごきが機敏で泳ぐこともできる
干支の最後なのは早すぎてもう一周してしまったから
ボタン肉と呼ぶのは肉食禁止の歴史と関係があった
ということでした。
なんとなく亥年は猪突猛進する年!と思っていましたが、
こうしていろいろな雑学を知ると、そうでもないのかな~と
思ってしまいました。
いずれにせよみなさまよいお年を!
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