世界卓球2018スウェーデン(団体戦)で張本智和の活躍が目立ちます。
打倒中国を目指す日本の張本智和に対する中国の反応はどんなでしょうか?
世界卓球2018で張本智和への中国の反応は
張本智和は、世界卓球2018スウェーデン(団体戦)のイングランド戦で初の黒星を喫したが、
その後台湾、シンガポール戦で相手を圧倒し、日本男子は決勝ラウンドに進むことになった。
張本は「(中国を含む)すべてのチームに勝って、優勝する」と吠えた。
これに中国メディアはカチンと来たようです。彼について中国はどう見ているのでしょうか?
まず世界ランク1位(2018/4現在)の 樊振東(21)のコメントを見てみましょう(「捜狐」2018/5/2参照)。
世界ランク1位樊振東のコメント
樊振東は、2月のロンドンチームワールドカップで、3-0で、張本智和を破ったが、
4月の横浜アジアカップでは、第1ステージで張本智和と対戦し1-3で敗れた。
しかしこの大会、張本智和は準々決勝で韓国の丁祥恩に敗れ順位決定戦に回り最終的に5位になったため、
樊振東が敗れたのは、アクシデント(偶然)であったと言っている。
今大会前に記者が、樊振東に「世界の警戒すべき3名のプレイヤーを挙げてほしい」と質問したところ、
樊振東は、ティモ・ボル(ドイツ)、ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)、ライアム・ピッチフォード(イングランド)を挙げ
さらに引退した選手を入れても良いのならと、朱世赫(韓国)を挙げました。この中には、張本智和は入らなかった。
今大会、張本智和と水谷隼が連続して両名ともピッチフォードに敗れたことを考えると、
彼の予言、見方は正しかったと言えます。
以上のように、樊振東は張本智和をまったく問題にはしていないようです。
別のメディアの記事を見てみましょう。
張本智和はまたもや「裏切者!」と題する記事です(雪花新聞2018/5/1参照)
中国メディアの張本評は?
中国ファンは、中国卓球界の栄光を見て、卓球を楽しんで来たのだが、
この2年間、日本の「神童」張本智和の出現で、すっかりかき乱されてしまった。
彼は(中国から)帰化した日本人だが、彼の言動「日本の代表として、中国をやっつける!
父が中国籍を放棄したことに感謝する。私はもともと日本人だ」は非常に不愉快だ。
多くの中国人が幾度となく彼を憎み、その程度は(中国から帰化した卓球女子選手)小山ちれを超えるほどだ。
当然ながら、彼のおなじみの大声「哟西:シャオジー(チョレイ)」には鳥肌が立つ。
そのうえ妹も日本に帰化し、日本の卓球チームに入るということだ。
子供たちは、あのような攻撃的な言葉を習うのだろうか?
(中国の)多くのネットユーザが、このことについて意見を交わし、「この一家は恥知らずだ」ということになった。
あなたはどう思いますか?
なかなか厳しいコメントが多く、日本でも何かといわれることの多い14歳の張本智和に同情したくなってきます。
次に今大会の彼の活躍への日本のネットの反応を見ましょう。
張本智和に関するネットの反応
#張本智和 選手、#サムソノフ に大逆転勝利のラスト2ポイントがすごいっ‼︎‼︎‼︎😱🤩😱🤩#卓球 #世界卓球2018 #スウェーデン #ハルムスタッド #ITTFWorlds pic.twitter.com/ydPdzIaVDg
— 国際卓球連盟 (@ITTFJapan) 2018年4月30日
世界卓球男子台湾戦!!
張本智和奮闘中!!
ベンチもガンガン盛り上げて欲しい!!頑張れ卓球日本!!! pic.twitter.com/Zfop8LtGaS— 武井壮 (@sosotakei) 2018年5月1日
10chテレビ愛知
世界卓球2018 団体戦 半世紀ぶりの歴史的快挙へ!
5月3日 20:03~21:54
14歳の怪物・張本智和とエース水谷隼の最強タッグで挑む男子。伊藤美誠&平野美宇&早田ひなの女子高生軍団とキャプテン石川佳純で挑む女子五輪を超える世界最強国決定戦
— yoshi (@gifuyoshi) 2018年5月3日
張本3-2サムソノフ
0-2からの大逆転!!しかも最期のゲームは3-8からの8連続ポイント!やっぱ化けもんや笑 pic.twitter.com/rQizD4L3OU— 水谷隼ファン(卓球情報) (@YHznWSSn9hH3jw0) 2018年5月2日
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やはり大逆転の試合など見ると、卓球の醍醐味を教えられ、改めて、張本智和は天才だなと思えてしまいます。
まとめ
張本智和の言動や行動が、幼いところがあって、必要以上に摩擦を生んでいるのかもしれませんが、
中国も彼を脅威に感じるがゆえに、いろいろ文句をつけてくるのでしょう。
いろんな雑音はあるでしょうが、小さくまとまらず、この才能を伸ばして大成してもらいたいものです。
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