陸上競技

箱根駅伝の留学生ランナーのルールと2019年注目選手は?

第65回箱根駅伝2区で、1年生ながら7人抜きのごぼう抜きの走りで衝撃を与えたジョセフ・オツオリ(山梨学院)のデビューから、30年。
毎年注目を浴びる留学生ランナーの出場ルールが今どうなっているかと見たうえで、2019年の注目選手を見て行きましょう。

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箱根駅伝の留学生ランナーのルール・制限は?

いよいよ正月の箱根駅伝が近づいてきました。各大学の激しい優勝争い、シード権争いが期待されますが、中でも毎回異次元の走りを見せる留学生ランナーに注目が集まります。

まず、箱根駅伝の留学生ランナーのルールを見て行きましょう。

関東学生陸上競技連盟 規 約(平成24年7月27日 一部改正)によれば、
「外国人留学生の起用は、各チームとも予選会、本戦においてエントリーは2名まで、
出場は1名までとする。」となっており、どの区間に出場できるとかの制限はありませんが、人数は限られます。

「外国人留学生選手」とは、留学ビザで入国資格を得ている関東学生陸上競技連盟加盟校所属の登録競技者を示しています。
日本に永住、あるいは定住が認められている外国人は対象外となっています。

これまで、外国人留学生はチームのエースとして、距離が長く、難所が多いため、タフさと冷静さ、勝負勘が求められる2区に投入されるケースが多く前半のハイライトシーンが数々生まれます。

2019年の注目留学生選手は?

1.ワークナー・デレセ(4年)拓殖大学(シード)
前回大会は、エース区間2区を走り8人抜きの力走を見せ、チームのシード権に獲得に貢献しています。今回で、4回目の箱根出場となります。
今シーズンの出雲駅伝で3区を走り区間賞獲得し、チームを総合4位に押し上げました。まじめに、練習に取り組む姿を評価され、箱根で史上初となる留学生主将となりました。
レースでのタフさと、日本への適応能力からエースの存在となっています。
今回もおそらく2区にエントリーされると思われます。

皆をひっぱるなんて、すごい留学生なんだ!

2. パトリック・ワンブィ(4年)日本大学(関東インカレ成績枠)
全日本駅伝では、7区を走り、区間賞を獲得し、日本大学を総合11位に押し上げました。
箱根駅伝は2017年大会で、2区を走りましたが、7位と沈みました。前回大会は日本大学の出場はなかったので、今回が最後の走りとなります。

3. ライモイ・ヴィンセント(1年)国士舘大学(予選会9位)
今年の予選会で3位と好成績を収めており、1年生にもかかわらず2区のエントリーが濃厚です。彼がいなければ、予選会突破がなかったかもしれません。国士舘大学の救世主と言われています。

4.ドミニク・ニャイロ(4年)山梨学院大学(予選会10位)
前回大会は2区で区間賞を獲得しています(チームは18位でシード落ち)。
今年の予選会でも、期待通り4位と好走しました。(チームは下から2番目の10位通過)。

一番最初に留学生ランナーを採用した山梨学院が、留学生以外のランナーのレベルが低下気味で、最近低迷しています。
今年こそは、留学生の走りが刺激になって他の部員が頑張るという良い循環を再現するきっかけになってほしいものです。

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留学生ランナーに関するネットの反応


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〇人ごぼう抜きのだいご味も見たいなー!

最近ジョセフ・オツオリの番組があったようです。母国で、交通事故で亡くなられたそうですが、
箱根には彼の記憶が強く残っており、留学生ランナーへの期待につながっています。

まとめ

箱根駅伝に出場する留学生ランナーのルールを2019年の4名の注目選手を挙げました。

これまで2区3回出場の経験を積んでおり、主将の重責も担う拓殖大学ワークナー・デレセ選手の走りに一番注目したいと思います。

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