16連続KOのかかったタイトルマッチに挑む比嘉大吾選手が減量失敗したことにより、具志堅会長が炎上の的になっています!
減量失敗には具志堅会長はじめ所属ジムに重い責任があるとのことです。
比嘉大吾選手減量失敗から見えてくるボクシング界の闇の部分について調べてまとめていきたいと思います。
具志堅会長が炎上の的!比嘉大吾減量失敗の責任の重さ
タイトルマッチに臨む比嘉大吾選手は14日の前日計量を行ったところ、減量失敗で王座剥奪となりました。
16連続KO勝利の日本記録もかかった大事な一戦でまさかの減量失敗です。
1回目の計量でリミットを900gオーバーしたWBC世界フライ級王者の比嘉大吾。タイムリミットの2時間後までに落とさなければ王座はく奪。そうなれば日本人王者初の失態#WBC#計量 pic.twitter.com/QdFGqO6T9A
— スポニチ記者ツイート スポーツ (@sponichisports) April 14, 2018
この減量失敗には、具志堅会長の責任が重いとされています。
比嘉選手は以前から減量苦を訴えていて、減量はきついから階級を上げたいとジムに訴えていたそうです。
実際比嘉選手の体重は増加傾向で、フライ級でこれ以上戦うことは体格的に限界でした。
しかし具志堅会長は聞く耳を持たず、「本人が食事の自己管理をすればやれる」とフライ級続行を指示していたとのこと。
おそらく連続KO記録の関係もありジムとしてはもう少しフライ級でやってほしいという意向があったのでしょう。
無理矢理減量を続けていた比嘉選手は、昨年5月のタイトル戦では直前に体重が落ちずにパニック症候群に陥り救急車を呼ぶという事態も起きていたそうです。
毎晩野木トレーナーが精神不安定の比嘉選手が眠りにつくまで一緒にいて、比嘉選手は「この試合でフライ級は最後」と自分に言い聞かせ、ギリギリの精神状態で戦い続けていました。
以前からフライ級続行は不可能という兆候があったにも関わらず、本人の希望を無視して続行させた具志堅会長の責任はかなり重いでしょう。
日本人世界王者初の減量失敗に比嘉選手は精神的にもかなりダメージを負っていて、今後のプロキャリアにも影響が出てくるかもしれません。
減量の過酷さは我々の想像以上
そもそもボクシングの減量ってどのくらい大変なものなのでしょうか?
ボクシングに詳しくない人は鍛えていれば自然と体重が減っていくのかな、と思ってしまいがちですが、実はかなり過酷なものなんです。
まず、試合までの約1ヵ月間は夜に炭水化物は一切取れません。
お酒も禁止で、毎朝7~8キロの走り込みでエネルギー消費を高めます。
朝昼のご飯はお茶碗1杯程度。その分野菜ジュースなどで栄養を補います。
さらに試合2週間前からは食事はお昼の1回のみ。
お茶碗半分程度のご飯に納豆やホウレンソウのおひたし程度という簡単な食事で済ませます。
そして、徐々に水分の摂取を抑えていき、1週間前からは水分の摂取は1日1リットル未満。食事は一切取れません。
2日前からは水分も一切取らないそうです。
いかがでしょうか?
こんなにも過酷な減量をボクサーは毎回して計量に臨みます。
普通の人なら到底耐えられませんし、比嘉選手がパニック障害となってしまったのも納得できます。
やはりボクシングは自分の体格に合った適正な階級で行うのが一番でしょう。
具志堅会長へのネットの反応まとめ
出典:https://goo.gl/srcjVM
具志堅会長へのネットの反応をまとめてみました。
まとめ
具志堅会長炎上や減量失敗の責任の重さについてまとめてみました。
あまりにも過酷な減量を強いてフライ級に留まらせた具志堅会長の責任はやはり重いでしょう。
予定通り試合は行われるようですが、もはや記録どころではなくなってしまいましたね。
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