2月に入り、百貨店のバレンタインコーナーは盛り上がりを見せています。
人気店であれば平日の昼間であっても購入まで1時間待ちが当たり前だそうですね。
チョコ好きの男性は毎年この時期を楽しみにしていることでしょう。
そんな中、なんと義理チョコがパワハラになるかもという驚きのニュースが飛び込んできました。
義理チョコがパワハラに?いや、セクハラ?
500RT:【異変】義理チョコはパワハラ?バレンタインデーの市場規模が縮小https://t.co/T1xqdu5I1p
プレッシャーを取り除くため、バレンタインデーに従業員の間でチョコレートのやり取りを禁止する会社も増えているという。 pic.twitter.com/5vQSYbLB9N
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2019年1月30日
義理チョコがパワハラになるかもしれないというニュースにドキッとされたのではないですか?
会社でもらっている義理チョコもパワハラだと思われているのか・・・
しらべぇの調査で「職場で男性社員が女性社員にチョコを要求するのはパワハラだと思うか」という質問に対し
4割近い女性が「パワハラだと思う」と回答したようです。
ここで注目したいのは『要求する』というワードですね。
「今年もチョコ楽しみにしているよ」
「甘いの苦手だから控えめのにしてね」
こういう言葉も『要求』ととられ、パワハラになる可能性がありますので気を付けましょう。
普通に義理チョコをもらっているだけではパワハラとは認定されません。
しかし安心するのはまだ早いです。
そもそも社内で義理チョコを配る習慣があることが「セクハラだ」と訴える声もあるのです。
最近では『ジェンダー・ハラスメント』という言葉もあり、女性社員がお茶くみをすることもなくなってきています。
義理チョコを配るのは一般的に女性ですので、これはアウトかもしれませんね。
しかし男性もお返しを選ぶのに苦労しているんです!
では男性がお返しをしなければいけないのはジェンダー・ハラスメントではないのでしょうか?
これも強要されていればパワハラやジェンダー・ハラスメントに当たるようですね。
そう考えると、バレンタインって面倒ですよね・・・。
そもそも義理チョコの文化はいつ生まれたのでしょうか?
義理チョコっていつから始まったの?
もともとバレンタインデーが日本で定着して間もない頃は義理チョコはなかったのです。
バレンタインデーは女性が男性に好意を伝える、いわゆる本命チョコを渡すものとして広まっていました。
それが1970年代後半ごろから日本特有の贈答感覚で磨かれ、義理チョコ文化が生まれたようです。
80年代にはホワイトデーも生まれ、日本のチョコレート業界は盛り上がりを見せました。
そう、義理チョコは日本特有の文化なのです。
お世話になった人に物を贈るという、お中元やお歳暮の文化がある日本だからこそ義理チョコが生まれたのかもしれませんね。
最近では義理チョコ自体を問題視する声もあるようで、衰退しつつありますが
チョコレート業界は『友チョコ』や『自分チョコ』という新たな戦略で市場を伸ばそうとしています。
百貨店の高級チョコレートコーナーは、本命チョコではなく自分チョコ用が多いようです。
義理チョコがパワハラ?!対してのネットの反応
出典:Yahoo!ニュース (https://news.yahoo.co.jp/pickup/6312147)
まとめ
義理チョコがパワハラになるかどうかを見てきました。
義理チョコは要求すればパワハラ、もしくはセクハラになってもおかしくないです。
自発的に配っている分にはパワハラになりませんので安心しましょう。
しかし、お返しで懐が寒くなることを考えると、別の意味で安心できないかもしれません。
最近では企業が義理チョコを禁じることもあるようです。
企業が禁じてしまうのもパワハラなのでは?と思いますが、トラブルを避けるためには仕方がないのかもしれませんね。
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