フラリーマン現象とは、仕事が終わっても中々家に帰らず、フラフラしてから帰るサラリーマンの行動をいいます。
働き方改革で定時に上がることができる会社も増える一方、家で居場所がないサラリーマンは居場所を求めて街をフラついているのでしょう。
今回はそんな働き方改革のフラリーマン現象の実態と、フラリーマンが得すること・損することをお伝えします。
働き改革で増える?フラリーマン現象とは
足が家に向かない――。
「イクメン」が少しずつ浸透するなか、まっすぐ帰宅をせず時間を潰す男性会社員がいます。「フラリーマン」。つかの間の息抜きを求める、パパたちの思いを聞きました。https://t.co/D0wiNv6uY9#フラリーマン #平成家族— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) January 7, 2018
働き方改革で残業が減り、給料が減ったと嘆く人たちもいらっしゃいますよね。
しかし働き方改革の余波を受けて困るのは、お金だけではありません。
フラリーマン現象を起こすサラリーマンたちは働き方改革で定時に上がったとしても、『家に居場所がなく、すぐに帰りたくても、変えられない』という方も多いのです。
そのためコンビニに寄ったり、居酒屋やカフェなどで持て余した時間を過ごすようですね。
フラリーマン現象は、働き方改革で職場にも家にもいられないサラリーマンたちが起こす、少し悲しい現象だったのです。
ちなみにフラリーマンに人気の時間を潰すスポットは以下の通りです。
・コンビニ
・居酒屋
・ファミレス
・カフェ
・ネットカフェ
・書店
・家電量販店
どこかで飲んだり食べたりするには、お小遣いが足りないという方は、書店や家電量販店をフラフラして時間を潰すようですね。
元々本や家電が好きな方なら、趣味の時間として有意義に過ごせるでしょう。
しかし、とくに興味はないけど行く場所がないからなのであれば切ないですね。
フラリーマンたちがフラフラしている理由として挙げられるのが
「定時で帰ると妻が冷たい」
「1人の時間が欲しい」
「家事を手伝いたくない」
「子供たちが起きてる時間だとうるさい」
「早く帰ると時間を持て余す」
などですが、あまり同情できない理由から家に帰っていない方もいるようですね。
フラリーマンは得する?損する?
フラリーマンで得することや損することはなんでしょう。
まずは得することがあるか見ていきましょう。
フラリーマンで得することは『自分の時間を手に入れられること』です。
会社からも家庭からも縛られない自分の時間は、とても贅沢なことでしょう。
もう一つは、奥さんから帰ってきてほしくないと思われている方限定で『夫婦円満になれること』です。
亭主元気で留守がいいと思っている奥さんにとっては、ご主人が早く帰ってくることは苦痛なのでしょう。
家に遅く帰ることで、奥さんの機嫌も損ねることがないでしょう。
フラリーマンで損することは『家族との絆を深める時間を減らしていること』です。
早く帰ってきて家事や育児を行うことは、かけがえのない時間です。
「家事を手伝っても『二度手間になる』と文句を言われるから」と思った方もいらっしゃるでしょう。
奥様が言う『二度手間になるからやらないで』という言葉には「二度手間にならないように、きちんとやってくれたら嬉しい」という意味が込められているのではないでしょうか。
早く帰ってきても、ただダラダラ過ごしているだけなら奥様から冷たい視線を送られても仕方がありません。
ご自身が得意な家事を、丁寧に率先して行うことで、家に居場所がないと感じることもなくなるでしょう。
ちなみに「やってあげる」というワードが地雷になる方は多いようですので、気をつけておきましょう。
フラリーマン現象に対するネットの評判
出典:Yahoo!ニュース(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190505-00011035-toushin-life)
まとめ
働き方改革で仕事が早く終わるようになり、フラリーマン現象は増えているようですね。
家に帰りたくても帰れないという方には、同情せざる終えません。
しかし意外と、早く帰ってきて欲しいと思っている奥様は多いようです。
フラリーマンの方も、これを機に家での役割分担などを改めて検討すると、家族円満に過ごせるかもしれませんね。
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