WBSS1回戦を見事瞬殺KOで突破した井上尚弥選手ですが、同じく参戦しているドネア選手が脅威となる戦績の持ち主です。
あのナルバエス選手にも勝った過去があり、どのように勝ったのか気になりますので見ていきましょう!
ドネアは井上尚弥の脅威となる戦績?
ドネア選手は井上尚弥選手にとって脅威となる存在なのでしょうか?
戦績をチェックしていきましょう。
ドネア選手のプロ戦績は43戦38勝(24KO)5敗です。
全勝というわけではないものの、35歳のドネア選手のプロキャリアは長く、その経験値は他を寄せ付けないレベルです。
アマチュアの戦績は76戦68勝(5KO・RSC)8敗。
アマチュアでの経験は81戦をこなした井上選手の方が上回っていますね。
そしてなんといってもすごいのはドネア選手が5階級制覇を成し遂げている点。
さらにアジア人として初めて主要4団体すべてで世界王者になった人物でもあります。
すでにピークを過ぎているドネア選手ではありますが、その圧倒的経験値は井上選手にとって脅威となるかもしれません。
ナルバエスに勝った?どんなふうに?
ところで、ドネア選手があのナルバエス選手に勝ったことがあるのをご存知ですか?
ナルバエス選手といえば、元WBO世界フライ級王者、元WBO世界スーパーフライ級王者で、2階級制覇を達成した選手です。
ナルバエス選手とは2014年12月に井上選手も対戦し、デビュー8戦目にも関わらずナルバエス選手をKOで下すという大金星が話題となりましたね。
そのナルバエス選手とドネア選手は2011年10月に対戦。
当時のドネア選手は全盛期の怪物選手で、ナルバエス選手がバンタム級に上げて3階級制覇を狙い挑戦、という構図でした。
試合は攻めのドネア守りのナルバエスといった様子で、ナルバエス選手の完璧な防御にドネア選手が有効打を与えられないという展開に。
しかしナルバエス選手も守るだけで攻撃ができず、結果は3‐0でドネア選手の大差判定勝ち。
この敗戦はナルバエス選手のプロキャリア初黒星となった歴史的一戦でした。
ドネア選手が有効打を与えられなかったナルバエス選手をあっさりKOしてしまった井上選手ってやっぱり最強なのかな?と思ってしまいますが、ドネア戦は井上戦の3年前で、ナルバエス選手も36歳でまだまだ戦える年齢だったことを考えると一概に井上選手の方が強いとは言い切れません。
しかし、井上選手との試合後ナルバエス選手は「井上はドネアより強かった」という主旨のコメントを残しており、あれからさらに強くなった井上選手はやはり最強の「モンスター」なのかもしれませんね。
ドネアに対するネットの反応
出典:twitter
ドネア選手へのネットの反応をまとめてみました。
まとめ
ドネア選手の戦績が井上尚弥選手の脅威となるかどうかまとめてみました!
全盛期を過ぎているとはいえ、プロでの圧倒的経験値は井上選手にとってある程度脅威となるかもしれません。
共通の対戦相手としてナルバエス選手がいますが、KOで圧勝した井上選手はやっぱり規格外のモンスターかもしれませんね。
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知ってたも何も井上VSナルバエス戦の直前にドネアを日本にまで読んで「ナルバエス攻略法」を直々に教えてもらっていました。