徴用工の賠償訴訟やレーダー照射事件など、日本と韓国の間が
ギクシャクしていますね。
そんな中、新たに徴用工像を設置すると発表されたことがニュースになっています。
徴用工像の設置場所はどのようなところがあるのでしょうか。
また、これから増えるものなのか慰安婦像の例から予想してみたいと思います。
目次
徴用工像の設置場所と数は?
【韓国 蔚山に徴用工像の設置へ】https://t.co/tGiQQgbZuU
蔚山(ウルサン)市と市民団体は、蔚山市内にある蔚山大公園の東門入口に労働者像を設置することを決めたと発表。同地の近くには慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」があるという。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2019年1月21日
では、すでに設置されている、徴用工像の設置場所はどこなのでしょうか。
徴用工像の設置場所は下記の通りです。
・徴用者を日本などに送る為基地として利用していたといわれるソウル市、ヨンサン駅駅前広場
・日本やサハリンに渡る時に利用したルートのチェジュ島、チェジュ市、旅客船ターミナル前
・付近に日本軍の兵器製造工場があったインチョン市、プピョン公園
・チャンヲン市、チョンウ商店街前
・プサンの日本総領事館の近く(撤去済み)
・徴用者が働いていたマンガン高山が近くにある、京都市右京区「丹波マンガン記念館」
そして新たな徴用工像の設置場所をウルサンにする、と決定したのが話題になっているニュースです。
韓国に5ヶ所(1ヶ所撤去ずみ)と日本に1ヶ所の計6ヶ所ですね。
徴用工像は何のために設置するのか、設置場所に意味はあるのか?
徴用工像は主に韓国人の夫婦、キム・ウンソン氏とキム・ソギョン氏によって作られています。
慰安婦像の中心的な製作者でもあります。
この夫婦や主な市民団体が徴用工像を設置するのは、様々な意味が込められているそうです。
それは、元徴用工の名誉回復と歴史の清算をするため。
徴用工労働者やその家族の痛みを忘れられないようにするため。
世界中の人々に強制徴用の事実を知ってもらうため。
日本政府に謝罪と賠償を求めるため。
韓日の社会的な関心を集めるため。
と多岐にわたります。
その為、徴用工像の設置場所も、先に記述した通り徴用者の労働に関する場所が多いです。
韓国政府は「国際礼譲や国内法などを勘案すると犠牲者追悼と後世の歴史教育のためにふさわしい場所に
設置することが望ましい」と公表しており、
ふさわしくない場所で設置に至っても撤去をしたり、設置の許可が下りないこともあるようです。
慰安婦像の設置場所はどこ?いくつ設置されているの?
日韓の”像”問題といえば、もう一つ、慰安婦像があります。
設置の目的としては徴用工像と通ずるものを持つ慰安婦像は徴用工像よりも先駆けて設置されています。
では、慰安婦像はどこにいくつ設置されているのでしょうか。
まず、韓国の国内にはソウル日本国大使館前を皮切りに15ヶ所設置されています。
また、慰安婦像は韓国国内だけでなく、世界中に広がっていて、
中国に2ヶ所、台湾に1ヶ所、アメリカ合衆国に6ヶ所、オーストラリアに1ヶ所、カナダに1ヶ所、ドイツに1ヶ所、
その他に、撤去された場所や保留になっている場所が日本を含めて7ヶ所、あります。
慰安婦像は37ヶ所に設置(撤去・保留含む)されていることになります。
こちらも、徴用工像の設置と同じように、
慰安婦やその家族の痛みを忘れられないようにすることや、日本政府に謝罪と賠償を求めるためなどの理由で設置場所を
増やしているようです。
徴用工像の設置場所と数は今後も増えるのか
徴用工像は現在6ヶ所に設置されていて、設置場所は徴用者の働く環境に関する場所が多いようでした。
主な作成者が同じで設置の目的に通ずるもののある慰安婦像の設置例をみて、
徴用工像の設置場所はこれからも世界中に増え続けることが予想できます。
徴用工設置についてネットの反応
出典:Yahooニュース(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190121-00000055-yonh-kr)
まとめ
徴用工像の設置場所は韓国に5か所(1か所撤去ずみ)
日本の京都に1か所でした。
慰安婦の像と設置の趣旨が同じことから、徴用工像も増えそう、と予想しました。
最近徴用工の賠償訴訟やレーダー照射事件など、日本と韓国の関係は
ギクシャクしている気がします。
なにか好転するきっかけが起きることを期待しましょう。
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