健康

乗り物酔い防止メガネをシトロエンが開発!その原理と効果は?

フランスの自動車メーカー・シトロエンが、10分かけるだけで乗り物酔いを防ぐメガネを発表しました。
その原理と効果を見てみましょう。

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シトロエンが開発の乗り物酔い防止メガネの原理と効果

乗り物酔いで悩む人はヨーロッパだけでも3000万人以上いるそうですが、
日本でも筆者を含め、乗り物酔いで、悩んでいるひとは多数います。

筆者の場合は、本を電車で読むのは問題ないのですが、バスで読むと必ず気分が悪くなります。
知人のひとりは、学生時代九州の修学旅行で、乗り物酔いのため、皆について行けず、先生はじめ周りに随分迷惑をかけたようです。

もう一人の知人は、学生紛争時に、反対派の襲撃を防ぐために、大学院入試の試験会場に、バスで連れていかれるという事態が起こったとき、
乗り物酔いとなり、何とか補欠で通ったものの試験がさっぱり解けなかったそうで、もう少しで落ちそうになったという話があります。

小笠原への1週間の船旅のあいだずっと船酔いで苦しんでいた若者もいます。

魔法のようなこのメガネが当時あれば、随分人生が変わっていたかもしれません。

シトロエンが、開発したメガネ「SEETROËN(シートロエン)」とはどんなものでしょう。

SEETROËN(シートロエン)とは・

シトロエンからメガネの動画が、アップされています。

メガネの形状や動作は1分ごろから、メガネをかけた様子は1分20秒あたりから見ることができます。

メガネは、正面と左右に計4つの丸い枠があるユニークな形をしています。それぞれの枠の中に半分の高さまで青い液体が入っています。
この青い液体が、乗り物の揺れや傾きがあっても常に視界の端に正しい水平線を見せる役割を果たします

乗物酔いは、乗物の揺れ、特に不規則な加速・減速の反復が、内耳のある三半規管や前庭を刺激することによって起こります。
内耳への刺激が自律神経系や平衡感覚の乱れを引き起こし、
その結果、顔面蒼白、冷汗、頭痛、吐き気、嘔吐といった乗物酔いの症状があらわれます。

つまり不規則な揺れや加速、減速などによって、自分が視覚で得る感覚と内耳の三半規管で体感している平衡感覚にズレが生じることから起こります。

このメガネで視界の端に正しい水平線を見せることで、視覚と三半規管の感覚を同期、補正する仕組みとなっています。

これはこれまで、乗り物酔い策としてよく言われてきたのは、
「前方の遠くの景色を見るようにし、横の流れる景色はなるべく見ない」にということと合致します。

SEETROËNは、Boarding Ringというフランスの会社が2013年ごろに船員のために開発した技術を使ったもので、
海軍で試験されて95%の乗り物酔いの症状に効果があることが確認されました。

また、メガネをずっとかけておく必要はなく、
症状が出てから10分ほど装着すれば効果が出るそうです(以上AUTOBLOG.COM.参照)。

標準品の価格は99ユーロ約116ドルで、子供用などいくつかのオプションがあります。

次にこのメガネについてのネットの反応を見てみましょう。

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乗り物酔い防止メガネについてのネットの反応

*規約に準じて掲載しております。もし掲載不可でしたらすみやかに削除しますのでお問い合わせください。

随分苦しんでいるひとがいます。期待の声も大きそうです。
確かにこれから自動運転となると、乗り物酔いに苦しむ人が増えるかもしれません。

まとめ

乗り物酔い防止メガネの原理と効果を見てきました。

これまで苦しんできた人からすると、こんな簡単な原理ならもっと早く
世に出てきても良かったのではという気がしているかもしれません。

私の人生変わってたかも!

これだけの効果があれば、十分見合う値段だと思いますので、
苦しんでいる人は是非一度試してみればいかがでしょうか?

貸出体験させてもらるといいんだが?

 

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