明日こそ余裕を持って早く起きるぞと思って布団に入り眠ったのに
「やばい!もうこんな時間!!」そんな経験ありませんか?
誰かに相談しても「気合で起きろ」とか「怠けてるだけ」と言われて何の解決にもならないし・・・。
そんなあなたに朗報です。
朝起きられないことを、遺伝子のせいにできる可能性があるんです!
今回は朝起きられない遺伝子があるとは本当なのか?を中心に見ていきましょう。
朝起きられない遺伝子があるって本当?
朝起きられない人にとって注目の遺伝子研究を行なっているのは、英のマイケル・ウィードン教授です。
教授は、
「朝型人間か夜型人間かは、少なくともある程度は、遺伝的要因によって決まることを確認した」
と研究の重要性を指摘しています。
朝すっきり起きられるのが朝型人間で、朝起きられないのが夜型人間でしょうね。
朝型人間か夜型人間かは、本人の主観によるところが大きいですよね。
この研究でも最初の段階では、自己申告した人の遺伝子を分析していたようです。
しかし『朝型』『夜型』という用語は人によって違う意味をもつ可能性があるとした研究チームは、
活動量計を使用している集団を対象として調査を実施しました。
その結果、
特定した遺伝子は、個人の自然な起床時間を最大で25分ずらす可能性があることがわかった
としています。
さ、最大25分?!
これではまだ、朝起きられないことを遺伝子のせいにはできないですね。
研究が進んでいくことで、もっと決定的な情報が出てくるかもしれません。
朝起きられない方は、研究が早く進むことを願いましょう。
朝起きられない疾患 起立性調節障害って?
子どもにも朝起きられないタイプの子がいますよね。
朝は具合が悪そうなのに、昼になったら元気になっているような子もいます。
ただの朝が弱い怠け者に見えてしまうこの症状が、実は子どもに多い疾患の可能性があることを知っていましたか?
【怠け者って言わないで】
朝なかなか起きられず、午前中は調子が悪い。そんな「起立性調節障害」の悩みを描いた漫画が、ネット上で反響を呼んでいます。投稿したのはある女子生徒。病名さえ知らず、貴重な学生時代を誤解と偏見の中で過ごしている人もいるかもしれません。https://t.co/WwDj7YwXcf— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) 2019年1月23日
起立性調節障害とは、たちくらみ・失神・朝起き不良・倦怠感などが伴う疾患です。
このような症状のすべてを疾患として扱う必要はありませんが、生活に支障をきたすようであれば診断をお勧めします。
起立性調節障害の好発年齢は10歳〜16歳ですが、自律神経の乱れが原因とされているため
大人でも症状に悩む方がいるようです。
生活習慣の改善や薬物療法で症状が改善される方も多いですが、薬を飲んで次の日に治るということはありません。
私の知人は薬を飲み始めて2年で症状が改善したようです。
起立性調節障害で辛いのは、周りの理解を得られ難いことです。
もっと世間に広まっていくといいですね。
朝起きられない遺伝子と疾患について調べてきましたが、ネットの反応を見てみましょう。
『朝起きられないのは遺伝子のせい?』に対するネットの反応
出典:Yahoo!ニュース(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190130-00000018-jij_afp-int)
まとめ
朝起きられないことに関連していると思われる遺伝子は発見されていますが
まだまだ研究途中です。
この研究が進み、朝型人間と夜型人間が遺伝子的に解明されるようになれば
フレックスタイム制のような働き方が一般的になるのかもしれません。
しかし現実的にはまだまだ朝寝坊が許される風潮ではありませんので、
1日でも早く研究が進むのを願いながら、ベッドから離れた位置に目覚まし時計をセットしましょう。
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