W杯準決勝フランスvsベルギーが10日深夜に行われフランスが1‐0で勝利しました。
この試合に対して、「フランスの戦い方はアンチフットボールだ」と批判されているようです。
アンチフットボールとは具体的にフランスのどういったプレーのことなのか、サッカーにあまり詳しくない人向けにわかりやすく解説していきたいと思います!
アンチフットボールとはわかりやすく言うと?
アンチフットボールとは具体的にどういったプレーのことを指すのでしょうか?
わかりやすく言うと、アンチフットボールとは「著しく守備的なプレースタイル」のことです。
FWの選手までもが守備に参加し、硬い守備ブロックを作って相手に攻撃の余地を与えない。
そういった戦術やスタイルのことをアンチフットボールと蔑称して言います。
これはサッカーが攻撃してこそだという考えによるもので、ひたすら守備に徹する試合をつまらなく感じた人によって使われ始めた言葉です。
たしかにアンチフットボールと呼ばれるような守備が徹底された試合は決定機が少なく、ディフェンスの穴を探そうとひたすらパスを回すシーンが多くなりつまらないと感じる人が多いのも無理はないと思います。
ちなみに、そうした守備的な戦術をよく用いたチームとしては、最近ではスペインのアトレティコ・マドリードやイングランドのチェルシー、古いものではイタリア代表などが挙げられます。
フランスvsベルギーでのアンチフットボールプレーとは?
ではフランスvsベルギーでのアンチフットボールと呼ばれるプレーはいったいどのプレーだったのでしょうか?
上記のアンチフットボールの定義を読まれた方はもうお分かりかもしれませんが、フランスが徹底して引いて守っていた一連の守備戦術がアンチフットボールだと言われています。
特に後半6分に先制したフランスはFWのグリーズマン選手までもが自陣での守備に参加して徹底してベルギーの攻撃を凌ぎ切りました。
フランスは攻守ともに強いチームですが、グリーズマン選手やエムバペ選手をはじめとした攻撃陣による攻めが強みであるため、そうした強みを捨ててまで守備に徹したことに対して納得がいかないベルギーの選手たちからアンチフットボールだと批判されているようです。
見ている側としてはつまらない試合に感じたかもしれませんが、試合に勝利するために必要な戦術でしたし、効率的な勝ち方ではあります。
むやみに攻めてベルギーのカウンターから失点してしまっては元も子もないですからね。
そういう意味ではフランスの方が試合巧者だったと言えるでしょう。
W杯優勝のためには、時にはそうした戦い方もできる柔軟性が必要だということです。
フランスの行為へのネットの反応
出典:https://goo.gl/Nes3FR
フランスの行為に対するネットの反応をまとめてみました。
まとめ
アンチフットボールについてわかりやすくまとめてみました!
フランスの徹底した守備戦術がアンチフットボールだと批判されているようですが、フランスが試合巧者だったとも言えます。
決勝ではフランスがどんな戦術を取ってくるかにも注目ですね。
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